
イギリスの美術館に行くと、どこに行っても顔を出すターナー
イギリスの国民的画家。
1775年生まれ、1851年没
イギリス人の最も好きな画家なんだそうです。
ターナーと言えば、もやっとした、光の表現が特徴的です。
雲とか、態様とか、海とか。
それでも、このあたりの絵だと、ある程度、輪郭がある。
「ノラム城、ひので」
相当に、もやっとしています。
印象派みたいに見えるけれども、年代的には、印象派よりも前の時代になる。
この辺まで来ると、さすがに、もやっとしすぎじゃないだろうか。
何を書いているのか、把握しにくい。
これとかも。
ターナーは、難破船の絵を幾つも書いている。
これなんかは、輪郭もある程度分かる。
この辺くらいから、もやもやが強くなり。
難破船の絵も、もやもやが強いものになっていく。
ある意味、時代を先取りしていたと言えるのかもしれない。
画家としては大変成功したようで、生前に評価も高かったそうです。