セントラルから見てかなり東とはいえ、これだけ整備も進み、交通の便も良いのです。ホテルの値段が、セントラルロンドンになると跳ね上がりますから、ここを滞在先に選ぶのはありだなと思うのです。
地下鉄も便利です。セントラルラインとジュビリラインが走っています。ジュビリラインは比較的頻繁に止まりますが、とは言え、この2つの線でロンドンのかなりの部分にアクセス可能です。中心部まで30ー40分はかかるのですが、神戸から梅田に移動してもそのくらいですから、大して遠いということもない気がします。
さらにはDLRも利用できます。こちらはない西へは、BANK駅までですが、ロンドンの東側でテムズ川を挟んだ区域全般で利用できます。DLRもジュビリラインもグリニッジ方面に伸びています。ジュビリラインでセントラルロンドンに向かう場合、ストラットフォードから3駅目がノースグリニッジです。テムズ川を挟んで結構近いところにあるんだなと思いました。グリニッジはどちらかと言えば、遠いところにある印象だったので、手軽に行こうと思えばいけるのです。特に用事はないのですが。
さらに、郊外にはTfLがありますし、ナショナルレール、それにオーバーグラウンドが走っています。交通機関は十分だと思います。ナショナルレールはセントラルロンドン方面は、リバプールストリートまでですが、滞在中に一度、リバプールストリートからストラットフォードまで戻ることがあり、ナショナルレールを使いました。オイスターカードも使えますし、ナショナルレールだと一駅ですからあっという間に着きました。バスだと40分、地下鉄でも何駅かありますから。
ロンドンのバスの面白いところは、地下鉄で結ばれていても、平気で並行して走るバス路線が何本もあるところです。地下鉄は深く潜るので、結構、乗るのが面倒ですから、セントラルの中であればバスで移動するのが効率的な場合もあります。地下鉄ではしばしば、ストライキで止まったりしますが、地下鉄がなければバスを使えばいいだろう、そんなことを言っている人を見たことがあります。
日本の場合には興味の新宿駅から東京駅へ走るバスはありませんから、このあたりロンドンの交通におけるバスの重要度の高さが感じられます。ちなみに上の写真は、ジュビリラインの起点です。ジュビリラインの片側の終点はストラットフォードなのです。これまできたことがなかったので、ターミネートしているところを写真に収めてみました。