アバディーンについて、ここから先はバス🚌です。バスは、11時8分発なので40分以上待ち時間が。接続悪すぎ。


表玄関は、Union Square というらしく、そちらへ出てみました。石の色が灰色です。こういう感じの色合いは好きです。エジンバラもこんなんだったような。


バスへの乗り換えは、駅員に聞いたところ、橋を渡って、トンネルを通って左手側と言われます。言われた通りに進むと、ビルの駐車場に出ました。バスは何処?いくらなんでもひどいでしょう。


駐車場から外へ出ると、黄色い服を着ているので、それとわかる駅員が、通りの向こうでこちら側に向かって叫んでいます。何を言っているのかわからない。道路を横断して、バスは何処ですかと尋ねると、英語が聞き取れない。英語はあまり堪能ではないので、しばしば、何を言っているのかわからなくはなるけど、さすがに、このおっちゃんの英語はきつかった。ボスとか、ブスとか言ってて、どうやらバスのことを言っているようです。

とりあえず、ここからバスが出るのはわかりました。駅の職員も何人かいるので、このひとたちさえ見つければ、フォローはしてくれるのでしょう。しかし、案内板もなくて、駅ビルの駐車場を通って、駅の反対側の道路がバスの発車場とか、無理ゲーなんじゃ。


時間が30分以上あるので、近場のパブで一休みしました。



ここはもう、ハイランド、何か地ビールでもあるかと思って入りました。エール、ありますか?と尋ねると、あるのはラガーと輸入ビール、ステラアルトワ、と言われました。イギリスのパブでエールがない、そんなこともあるのか。。お客さんは、皆さん、Tennet’s を飲んでいました。ギネスとTennet’sは何処にでもありますね。巨大企業です。


バスは、日本の高速バスより座席💺はきつめです。乗客、僕を含めて4人しか乗ってない。地球の歩き方を見ると、アバディーンからキースも列車で、と書いてあるんだけど、どう見てもバスしかないのです。列車はないの?と聞いたところ、Line is closed だそうです。廃線という理解でいいんでしょうか。接続は悪いし、乗り継ぎがわかりにくく、突っ込みどころが満載でした。

※Scott’s rail のホームページを見ると、廃線ではなく、改良工事のようでした。この改良工事、2019.8.19には終了するようです。お陰で、貴重なバス旅を満喫できました。


バスは、全ての鉄道駅を止まっていきます。代替輸送です。全ての駅を寄るので、直接、キースに行くわけではない。なので1時間以上、直接行くのと比べて時間がかかるのです。

駅のバス停には、黄色い服の駅員さんが2名貼り付いています。鉄道の代わりということで、手厚くしているのでしょう。改良工事のための短期間のバス輸送だから、運転手も経験が薄い。なるほど、それで運転手がカーナビ見ながら運転してるわけですね。


バスは一番前の席に座ってます。来週になれば、電車で直接、キースやエルギンに行けるわけで、それであれば、今日よりずっと早くスペイサイドに到着できます。不運でした。眠くなってきたけど、このバスはインバネス行き、下手に眠って乗り過ごすとネス湖のあるインバネスに直行です(ネス湖のネスはインバネスのネス。地元の人は、インバネスを略して、ネスと呼んでます)。


やっとキースに到着しました2時間半はかかったんじゃないだろうか。途中、運転手が道に迷って、引き返したりしてました。グーグルマップのナビを見ながらの運転だから。こんな大型の路線バスが道に迷ったのを見たのは初めてでした。