こんにちは、はるです。

 

私の母は、恐怖で私を支配した毒親です。

 

ところで子どもって、とにかく親に褒めてもらいたい生き物ですよね。

 

小さい頃に、親から褒めてもらいたくてとにかく色々アピールした記憶はありませんか?

 

私はあります指差し

 

しかし私の母は、褒められたいアピールをする私のことを、とにかく否定しないと気が済まない人でした。

 

今回は、褒められたい私VSとにかく否定しないと気が済まない母のエピソードをご紹介します。

 

エピソード1:永谷園のチャーハン

 

確か私が高校生くらいの頃のできごとだったと思います。

 

普段お手伝いをさせてもらえなかったため、私は料理が全くできませんでした。

 

(今でも料理は苦手です泣き笑い)

 

それでも料理に挑戦してみたくなるのが女子高生笑

 

母の許可を得て、休日に永谷園のチャーハンを作りました。

 

玉子炒めてご飯とチャーハンの素を混ぜるだけのアレです笑

 

ほとんど料理をしたことのない私にとって、混ぜて炒めるだけの料理でも「かなり頑張った」部類に入ります。

 

私は意気揚々と出来上がったチャーハンを提供しました。

 

そして「美味しい」という言葉を期待して「どう?」と母に聞きました。

 

しかし母から返ってきた答えは「ちゃんと混ざってないね」だったのです悲しい

 

悲しー悲しい

 

エピソード2:初めての口紅

 

これも私が高校生くらいのときのエピソードです。

 

高校生って、メイクに興味が出てくるお年頃ですよね。

 

私もご多分にもれず、メイクに興味津々でした。

 

そして自分のお小遣いで初めてプチプラリップを購入し、ウキウキしながらリップを塗って母に見せました。

 

「口紅買ったのピンクハートどう?似合う?」という私に母はひとこと。

 

「はみ出てるよ」泣き笑い

 

私は驚いてすぐに鏡で自分の口元を確認したのですが、私にははみ出ているように見えません。

 

「どこがはみ出てるの?教えて?」とあくまでも「本当にはみ出てる場所が分からない」ニュアンスで母に聞いても「はみ出てる」としか言いません泣き笑い

 

私ははみ出てる箇所も分からず、ただただガッカリしただけでした。

 

こんな気持ちになるのなら言わなきゃ良かった。

 

初めての口紅にウキウキと高揚していた気持ちに水を差され、とても悲しくなったことを覚えています。

 

母の心理状態を考えてみた

 

なぜ母は、私に対して否定的なことばかり言うのか。

 

なぜウキウキした気持ちに水を差すような発言ばかりをするのか。

 

私はとても不思議でした。

 

とくに私自身が母になり育児書をあれこれ読むようになってからは「子どもはとにかく褒める」という考えが当たり前に染み付いていきました。

 

子どもの健やかな成長のためにも「褒める」という行為はとても大切です。

 

それなのになぜ母は「褒める」どころか「けなす」ばかりだったのでしょうか。

 

考えた先に私が行き着いた答えは「マウントを取りたかったのではないか」でした。

 

母は相手(私)をけなすことで、自分が優位に立っていることを証明したかったのではないかと思うようになったのです。

 

母は「私はアンタより上の立場なんだからね」ということを分からせるために私を否定し続けていたのではないでしょうか。

 

しかしけなされ続けた私は「褒められたい」という気持ちを昇華できないまま大人になってしまいました。

 

誰かに褒められたくてウザい大人に成長

 

圧倒的な「褒められ不足」の私は、大人になってから誰彼構わず「褒められたい」という願望を抱くようになっていました。

 

正確に言うと、そのような願望を抱いているという自覚はありまんでしたが、行動には滲み出ていたのです。

 

その結果、周りから相当ウザがられるようになりました。

 

面と向かって言われることはありませんでしたが、なんとなく、煙たがられている雰囲気は感じていました。

 

褒められたいことだけが原因ではないと思いますが、私の周りにはいつの間にか誰もいなくなっているということが続いていたのです。

 

母から否定されたエピソードを紹介するだけのつもりでしたが、子どもの頃の人格形成って大事だねというところまで書いてしまいました泣き笑い

 

最後までお付き合い下さったそこのあなた!読んでくれてありがとうございますお願いキラキラ