シーレイ240サンダンサー1987年式、かなり古いモーターボートです。
これに搭載されているマークルーザー(マーキュリー)V8 5.7L エンジンが突然掛からなくなった。
ガソリンはちゃんと来ています。
調べてみるとスパークしていません。
ディストリビューターに電圧が来ていないのです。
私の経験からこの場合はイグニッションコイルがダメな場合が多いのです。そこでコイルを調べてみるとどうやら故障の可能性がありそうということで早速新品に交換しました。純正品で2万円ちょっとしました。
早速交換、しかしやっぱりスパークしません。
そこでまた調べてみると実はコイル自体に電気が来ていないのです。
いつもお世話になっている修理工場に状態を教えて聴いてみると社長が直ぐに「あーそれCDIだよ!」と言ってきました。
なんでもマークルーザーのこの手のエンジンはCDIがよく壊れるそうなんです。
でもCDIを調べるにしても壊れているかどうかは修理工場のメカニックでも調べようがありません。
しかしググってみるとこれはCDIの機能だけではなく様々なリミッターの信号を拾ってエンジンを制御する正式名称はスイッチボックスと言うのだそうです。
これは日本のDENSOが作っている製品です。
早速DENSOへメールで問い合わせると、これはマーキュリーから委託を受けて作っているもので当社は一切のサービスをマーキュリーに任せてあるので一切関知はしませんとのことです。
日本の会社なのに冷たくないですか?
仕方ないのでネットで色々調べると、カルモジャパンという会社がこのようなCDIなどをチェック修理してくれるというので早速送って調べて貰いました。一応壊れていたら修理を依頼するという名目だったのでアメリカまでの送料込みで修理代金がおよそ4万円弱でした。
しかしこのスイッチボックスは正常で故障はしていませんでした。
さてさて、それではどこが悪いのか?スイッチボックスに繋がる3つのリミッターをそれぞれテスターでチェック、しかしどれも正常で壊れてはいません。
ではなぜスイッチボックスから電気が流れてこないのでしょうか?
あれあれ、一つ忘れていたものがありました。その線はディストリビューター内部に繋がっています。
キャップを開けるとそこにはなにやらセンサーらしきものがありました。
またいろんな事を調べてみると、一人の友人が、ネットで調べるとどうやらディストリビューター内部にあるこのセンサースイッチが故障してスパークしない、エンジン不調になるそうだよ!と言う事で早速このセンサースイッチに電圧をかけて隙間にステンレス板を出し入れしてテスターで電圧を知らべてみると、ステンレス板を出し入れしても全く電圧に変化はありません。どうやらこれがこわれているようです。
しかし、マーキュリーの代理店に聴いてみてもこの部品は既に廃版になっており製造していないし在庫もないとのことでした。
ところがAmazonで調べてみると一発ででてきました。
中国製品の様ですがレビューを見るとしっかりエンジンが掛かる様になりました!とのことなので早速購入、部品到着まで1週間程かかりましたが、自宅に届き、早速交換。ボルト穴の位置も部品のサイズもピッタリ合いjます。
早速エンジンスタート。なんとエンジンは1発で安定してしっかりと掛かりました。
古いエンジンですが、だからこそ自分でも色々調査して人に聴いて、コツコツと修理する事が出来るのだと思います。
今のようなインジェクション、ブラックボックスのコントローラーなどではこんな簡単には治せないでしょう。
今回のエンジン故障、様々な修理業者にも依頼してみましたが、古いエンジンは修理するにも部品が無いし、ましてや小さなボートの狭いエンジンルーム、作業もしづらく、初めから修理を受け付けてくれないような感じでした。やっても30~50万円、場合によっては100万円こえるかもしれないよ!と言われ諦めていましたが、結局途中余計な出費はかかってしまったものの、ディストリビューター内部のセンサースイッチ約7000円でバッチリエンジンは治りました!
Amazonでの商品名はこれです。年式によって製品番号が違うのでよく調べて買う事です。
Mercruiser Thunderbolt 点火センサーキット
それまで様々な苦労をしなかなかエンジンがかからず挫折しそうにもなりましたが解ってしまえばな~んだ!って感じです。
このブログがマーキュリーエンジンの船に乗っている人の参考になって貰えれば幸いです。
また何か新しい情報があったらブログ書いてみようと思います。
