流れていく時間を色んな角度から切り取って書いた歌です＊
僕にしては割と凝ったメッセージの込め方をしたつもりなので、読んで聞いて自分なりに解釈してやってください^^
生まれたてのこの曲もいつか愛される存在になりますように。
『２×２(トゥスクエア)』
有りもしない宝を探して
駆け回ってた少年時代は
すっかり今じゃ遠い過去の話
もう感じられない夕陽の温度
履かなくなった運動靴
共に過ごした仲間たちは散り散りに
そして背丈は大きくなった
お金の価値も分かってきた
だけど理想はそのままにしてる
あの駄菓子屋の角を曲がり
郵便ポストに手紙を出した
届いてるかな 読んでくれたかな
すれ違うスクランブルの真ん中で
モノクロから浮き出すように色が付く
何度も間違って
やっと出会えた
何度も疑って
やっと信じ合える人が出来た
止められない時の流れは
焦りをもたらすけれど
落ち着いて２人の距離を
測りながらでいい
みっともないほど君の
目の前で流した涙も
いつしかこんな唯一無二の
思い出として紡いでゆけるんだ
聴こえるかい？
「どうせ最後は死んでしまうなら
それが今でも構わないでしょ」と
自暴自棄になった君も受け入れよう
屋上から見下ろす地面より
２つの両眼で映す世界の
方がずっと綺麗だから
方がずっと美しいから
Under the Sun &
River side Road
まだ肌寒い風に悴む手を
ほらギュッと暖め合って
離れず歩いていこう
瞞(まやか)しのラブソング
なんていらない
愛してるだけじゃない
本当は誰もがきっと心に闇を抱えて
話すことも手放すことも
出来ずに彷徨う夜もあるだろう
同じだね
呼吸を止めて目を閉じる
柔らかい胸に耳を当てる
心臓のリズムが響く
生きてるんだって
有りもしない宝のはずだった
でも確かに存在していた
ふと気付いてほっとしたら
眠くなって…
止められない時の流れは
焦りをもたらすけれど
落ち着いて２人の距離を
測りながらでいい
生まれてこれて良かった
その喜びと痛みを
動き出すスクランブルで
約束として果たし終えるまで
生きていこう 生きていこう