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悩めるブログ ~工場で働く理学博士のブログ~

いろいろ考えて生きているんですよ…

2011年春から工場に転勤。
→ブログタイトル変更

普通は研究者の出張と言えば学会とか講演会が主ではないでしょうか。

俺の場合は工場です。

試験管から生産規模まで。
まぁなかなか出来ない体験です。
目の前の試験がうまく行くかどうかも重要ですが、
世に出すためには何をクリアする必要があるかを常に意識させられます。

大変ですが、楽しいです。
今自分は会社の研究所所属の、いわゆる「企業研究者」である。

しかし今やっていることは論文を書くような仕事ではないし、
特許にもlあまり関係しないが、
会社の主事業の、さらにもっとも重要な部分に携わっている。

論文や学会発表、著書などを「成果」とし、
評価されるアカデミックの世界からは程遠い。

だからといって自分が満足していないわけではないし、
あまり不安を感じていない。
なぜならアカデミックの世界の「評価」に対して一切憧れも願望もないからだ。
企業、しかも食品会社に就職することを決めた段階で、
二度とアカデミックの世界に帰る気はなかったから、
別に「評価」を高めようとはもう思わない。
だから「成果」も研究費も関係ない。

一般の研究者から見れば『不幸なやつ』、『逃げたやつ』と思われるかもしれないが、
むしろ俺は『してやったり』と思っている。
自分の仕事は面白いし、
研究費の確保やらテニュアの確保なんか心配しなくたっていい。
ここまで来たら配置転換も怖くない。
鬱になるよりぜんぜんマシ、と思っている。


きっとがんばって下手に学位を取ってしまうと、
「この世界で一旗揚げなきゃ」ってなるんだろうなぁ。
[人と同じじゃつまらない]と思う【変わり者】でいたいとずっと考えていたから、
俺はこうなったんだろうなぁ。

自分の思考でも研究するかな。
2010年度入社予定の内定者懇親会がこの間あったようです。
例年懇親会までは参加するが、
内定辞退という人はそれなりにいます。
事情は人それぞれで、
進学や公務員などから他社への入社、
そして卒業できないなどが大きな理由でしょうか。

何はともあれ、
来年4月に無事我々の仲間となってくれることを祈ります。