おはようございます。
ずんです。
息子が部活を引退して、早速友達を家に連れ込み遊び呆けております![]()
たしか、「これからは受験勉強に勤しむわ!」と言ってたのでは…?ハテ![]()
さて、そんな疑問が頭をもたげてやまない本日の弁当はこちら。
オメデトウ弁当
◆牛ハラミ焼肉
◆ほうれん草とベーコンのソテー
◆カニカマ入り卵焼き
◆かいわれハム巻き
◆ミニトマト
◆豚汁
(前夜の水炊きリメイク)

なにがオメデトウかというと、今日は息子の誕生日なのです![]()
オメデトウの「メ」が微妙だけど気にしない
なんかもうちょいおめでたい感じの弁当にできないもんかね?私。
誕生日だからオメデトウってあなた。
一応、全て息子の好物にしましたよ![]()
昨年はどんな弁当だったのかしら?
とブログを読み返してみると…
おっ…と、また微妙な顔の里芋がででーんと鎮座しとります…。
この頃はランチジャー弁当だったんだよね〜。
ワタシ的には今でもランチジャーにしたいところなんだけど…息子は重くて嫌だとさ![]()
さて、17年前の今日、お昼の11時22分、
第一子となる長男を産んだ私ですが、
私のお産はズバリ!
スポ根出産!![]()
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スポ根とはこれいかに?
って話ですが、ここから先は、お産ならではのちょっとグロい描写も出てまいります。
苦手な方はお引き返しくださりまし![]()
いざ。
初めての子のお産はたいてい長くかかるもの…という話を聞かされてまして、私も長いであろうお産との戦いに、楽しみを作ろうと思いまして。
まず、「痛い」
と言う言葉を一切使わないでやろう!
と目標を作りました←なぜ?
でも本格的に陣痛が始まると、痛いじゃないですか。←当たり前
結局、2〜3回ほど、「い…痛い…」と蚊の鳴くような声で呟いたのを今でも覚えております。
17日の夜に破水で入院し、陣痛が始まったのが夜中。
そこから昼の11時くらいで、いざお産!となって分娩室に入るとですね。
ここに、きっと学生時代は、バレーボールとかソフトボールに青春捧げてましたよね?
って感じのスポ根的な助産師さんがおられまして。
掛け声も、なんだかスポ根なんです。
「ずんさん!今は息まないで!!そう!!そうよ!!」
「あー!だめだめ!今はそうじゃない!!」
「一回だけいきむのよ!!駄目!!二回じゃない!!」
痛くてしょうがないんですけど、ものすごーーく冷静な私もいて、アタックNo.1…?とか思いながら、助産師さんのご命令に従ってたんですが、
ふと、
お股に何かが挟まってる感覚が!
私「助産師さん!なんか挟まってます!!
」
助「そうよ!!赤ちゃんの頭よ!!もう出てきてるよ!!
」←熱い返答
私「やっぱりそうですよね?!頭ですよね?!
」←ともに熱くなる
完全に、コーチと弟子みたいな会話になる我ら。
そして助産師さんはこう叫んだ!
「頭が出てきてるところ…見てみる?!」
…見るとな…?![]()
0.1秒くらい考えて、とっさに答えました。
「見ます!!!見ます見ます!!!」
こんな機会めったにない。
見ずにおられるものか!
すると助産師さんが、バカでかい鏡を持ってきてくれて、下からバーーーン!!と見せてくれました。
私「なんか見えます!!!
」
助「そうよ!!それが頭よ!!!
」←怒ってるわけじゃない
再びコーチと弟子。
そこには、黒い物体が!
「見えますーーー!!!」
と言ってるうちに、
「ずんさん!!もう出てくるから!!あとはいきまないで!!陣痛の力だけで出てくるから!!!」と叫ぶ助産師さん。
「はい!!コーチ!!!」
(いや、コーチは言ってないけども)
そして、11時22分、無事に長男生まれました。
もう、いろんなとこが痛いわ、声は若干枯れてるわ、精も根も尽き果てた感じだったんですけど、続いて助産師さんの声。
助「ずんさん!元気な男の子ですよ!今体重とか測りに行ってるからね!
」
私「はい!ありがとうございます(コーチ)!!
」
助「…で
会陰なんだけどね?ずんさん、すごく上手にお産してくれたから、切開しなくていけたんだけどね。」
えっ!
すごい!!
私、初めてのお産なのに会陰切開しなくても無傷で産めたってこと?!
やるじゃーーーん、わたしーー!!
と思ったのもつかの間。
助「ちょっとだけ裂けたからね。今から先生が縫います!!
」←重ねて言うが決して怒ってるわけではない
うそーーーーん![]()
ほら。
ワタクシ、前にもちらっと書きましたが、注射の痛みは得意だけど、その代わり注射針を凝視してないと駄目な人でしてね?
いやいや、縫合ってあなた![]()
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注射針どころちゃいますやん!
と思ったら、ベテラン部長先生登場。
ブスッ!!!
っと針を刺して縫っていくんだけど、ここで初めてワタクシ、
「先生!!痛いです!!!
」
と訴えましたわ。
すると先生、とても穏やかに
「針だからね
」
はい…。
すみません…。
ですよね…。
その後も丁寧に縫ってくれたんですが、途中、確実に今違うところ刺しただろアンタ!!!
って思ったとき、先生の方も、小さく「あっ…」と呟いておりました![]()
その先生、とてもとても優しげなおじちゃんだったんですけどね。
後日、後陣痛に苦しむ私が看護師さんに
「す、すみません…後陣痛があまりにも痛くて…痛み止めをいただければ…」
とお願いすると、
「先生に聞いてみますね
」
と看護師さん。
周りの産婦さんも同じように後陣痛に苦しんでいて、サクッと痛み止めをもらって飲んでるから、私も飲めばきっとすぐ収まるだろう!と高をくくっていたら…
「ずんさーん。ごめんねぇ…。〇〇先生に痛み止め出してくれるか聞いてみたら…
『良い痛みだから我慢しましょうね
』
とのことだから、悪いけど痛み止めは出せないわ〜💦」
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そこから2日ほど、会陰の痛みでも全身筋肉痛の痛みでもなく、後陣痛にのたうち回った私でありました。
ちなみに…
二人目も三人目も同じ病院で産みましたが、もうあのスポ根助産師さんの姿はどこにもなく、そして二人目のときの先生も三人目のときの先生も、
痛み止めはサクッと出してくれました![]()
あ、それと、私の「痛い」と一言も言わないミッション、三人目のときに果たせました![]()



