こんばんは。
地域リハビリのスペシャリストを目指すたけじゅんです。

今日は寒かったですね~。
かなり厚着をしていましたが、夜のバイクは寒々でした。

バイクといえば、最近脊損の方でバイクに乗りたいという相談を受けました。

車なら手動装置を付ければ乗れますよー

と伝えましたが、
「バイクがいい!」とのこと。

バイク乗りはケガしてもバイクなんですねー。

そんなわけで、彼にはいくつかのマシンを紹介しました。


エントリーナンバー①『トライク』

いわゆる三輪のバイクで、静止時に自立し、座席やベルト、車いすホルダーなどを取り付けやすい、脊損バイク乗りの中ではメジャーな乗り物です。
トライクは二輪免許ではなく普通免許で運転します。
ベースとなるバイクに30~70万円くらいかけてトライクに改造します。
結構お金がかかりますが、125㏄を超えていれば高速道路にも乗ることが出来ます。
車幅は結構あります(駐輪場には停められません)。


エントリナンバー②『逆トライク(PIAGGIO)』

同じ三輪のトライクでも、前輪が二輪のトライクです。
これも静止時に自立します。これもスクーターに近い形で、跨がずに乗れますね。
125㏄以上の物もあり、高速道路も運転できます。
この形で販売しているので、改造費用がかからないメリットがあります。
ただし、普通自動車免許ではなく、普通二輪の免許が必要になるので、要注意です。


エントリーナンバー③『逆トライクTRICITY(YAMAHA)』

昨年YAMAHAから発表された逆トライクです。
125㏄以下なので、高速道路は乗れませんが、価格は40万円程度とかなりお手ごろになっています。
必要な免許は小型二輪です。


エントリーナンバー④『EV i-ROAD(TOYOTA)

こちらも昨年のモーターショーで発表された、バイクの様に車体を傾けて曲がる電気3輪車です。情報が少なくて億わかりませんが、モデルがノーヘルで乗っているので、普通免許で乗れそうですね。
ハンドルは車のハンドルの形をしており、ハンドルを切ると自動的に車体が傾くらしい。


エントリーナンバー⑤『ジャイロ(HONDA)』

言わずと知れた業務用バイクの代名詞ともいえる3輪バイクですね。
50㏄なので、原付もしくは普通免許で運転できます。
価格も安いですが、果たしてバイク乗りがこれに乗ってロマンを感じてくれるか…
今までのシリーズの中で唯一中古もいっぱいで回っているんですけどね。

それぞれに一長一短あり。
必要な免許も異なります。
まずは、適性検査をしっかり受け、自分の能力にあったものを選ぶ。
ロマンも大事ですが。
後はお財布と相談ですね。

彼が何を選ぶのか楽しみです。