こんばんは、地域リハビリの現場で働きながら、大学院に通学しています。
私は、今年で2年目(最終学年)となり、現在修論作成に向けてデータ収集を実施しています。
療法士にとって、大学院の必要性は、動機の有無だと思います。
私の場合、地域での実践効果をどのように発表・報告すればよいのか知るために大学院に進学し、量的・質的な研究法を学んでいます。
研究(臨床)疑問や研究動機があり、どのように解決したらよいのか、あるいはどのように発表・報告すればよいのかの手段を知るために、大学院はあるのではないかと考えています。
そのため、ある程度臨床を経験し、疑問や動機ができてきてから大学院に行った方が、自分の臨床フィールドに合った内容で実践的な研究でき、モチベーションも上がるのではないかと思います。
私の大学院の授業は、土曜日や夜間に行われていましたが、特に1年目の前期は、授業数が多く、遠方に勤務されている学生は、休みの調整が大変だったと話しています。大学院によって、授業の履修スタイルや時間帯は異なるとは思いますが、現実に(働きながら)通学可能かどうかオープンキャンパス等で情報を集めてから検討した方がよいと思います。私の大学院は、長期履修制度というものがあり、2年分の学費で4年間まで在学期間を延長できるようになっています。
まだ、大学院では、普段の臨床では接点の少ない特別な人脈ができることも魅力です。自分の専攻以外の分野から様々な意見を聞けるのも、大学院の魅力ではないかと思います。