【コピアポ(チリ)時事】チリ北部サンホセ鉱山の落盤事故で、ゴルボルネ鉱業相は9日夜(日本時間10日午前)、地下に閉じ込められた作業員33人の救出活動が13日に始まるとの見通しを示した。地下に降りる救助隊員2人を含め、全員が特殊カプセル「フェニックス(不死鳥)」で地表に無事引き揚げられるまで2日程度かかるという。
9日朝に貫通した直径70センチの「プランB」と呼ばれる救出用縦穴について、岩盤の状態を見極めた結果、深さが620メートルあるうち地表から96メートルの部分だけを一部補強することが決まった。補強工事は同日夜から始まり、完了までに48時間は必要だという。また、9日午後には作業員自ら、カプセルを通す縦穴を一部拡幅するための発破作業を行った。
一方、マニャリク保健相は、皮膚や歯の疾患、高血圧や糖尿病を患う作業員がいるとしながらも、「心身の健康に問題はない」と強調した。カプセルで地表に戻る際に起き得る過度のストレスに対処するため、作業員には激しい運動を課しているという。(Yahooニュース)
9日朝に貫通した直径70センチの「プランB」と呼ばれる救出用縦穴について、岩盤の状態を見極めた結果、深さが620メートルあるうち地表から96メートルの部分だけを一部補強することが決まった。補強工事は同日夜から始まり、完了までに48時間は必要だという。また、9日午後には作業員自ら、カプセルを通す縦穴を一部拡幅するための発破作業を行った。
一方、マニャリク保健相は、皮膚や歯の疾患、高血圧や糖尿病を患う作業員がいるとしながらも、「心身の健康に問題はない」と強調した。カプセルで地表に戻る際に起き得る過度のストレスに対処するため、作業員には激しい運動を課しているという。(Yahooニュース)