チリの落盤事故からはや1か月が経ち、未だ33名の作業員が地下700メートルの坑道に閉じ込められています。

真っ暗で食料も何もなく、いつ救助されるかもわからない状況から、救出作業が進み、少しずつ地下の生活は改善されてきているようです。

でも救出作業は早くても11月までかかるということで、作業員たちの心的負担はとても大きいものでしょう。

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このような極限状態で、パニックにならず作業員みんなが規則正しい生活を送れているのは、優秀なリーダー(現場責任者)が統率しているからと言います。

事故直後には、食料の配給制度や見張り役等の役割分担を確立し、規則正しく生活するように指示を出していたそうです。

その後、換気孔が開けられ、食料や生活用品が手に入るようになってからは、作業員たちが精神的に参ってしまわないようにゲーム機の導入が検討されたり、たばこが支給されたりしているようです。

最近はようやく電気が通り、明かりをつけられるようになったといいます。

身体の健康と心の健康の両側面に気を使って支援している様子がうかがえます。


一刻も早く救出されることを祈ります・・・