簿記2級、なんとか合格しました。
現時点で発表されている合格率は前回より低く、最終的には15%前後になりそうです。
(70点以上が合格なので、合格率は毎回変動します。)
私が勉強をし始めた頃は、直近数回の平均合格率は30%くらいはあったから、頑張ればなんとかなるなと思ったのですが、現実は、厳しかった。
勉強をしていていちばんつらかったのは、問題文を正しく読み取れないこと。
回答を見ても、どうして自分の答えが間違えなのかがわからないのです。
どうやら、実際の現場をイメージして解くのが良くないようなのですが、(社会人生活が長いと全部仕事につなげて考えてしまう。)といわれてもよくわからなくて。
以前は、過去問を解いてパターンを覚えれば、ある程度対応できたのですが、最近は問題の傾向が変わってきて、初めて見るような問題が出題されるようになりました。
理解しているかを問われるようになり、暗記や過去問を繰り返し解くだけではどうにもならなくなってきています。
「向いていない」と何度も勉強を止めようと思いました。
それでも止めなかったのは、目標がはっきりとしていて、それを達成するもしないも、自分次第でどうにでもできるというのは、とても幸せなことだと思ったから。
社会で働いていると自分が頑張ってもどうにもできないことが多く、また、逆に、何もしなくてもうまくいくこともあって。
コントロールできないことばかりなんですね。
でも、勉強は自分次第でどうにでもできる。
自分の頑張りだけでなんとかできるということが今の自分には新鮮で、すごいことだと思ったから、勉強を続けることができたように思います。
