忘れた頃の更新です。
つづき
どんだけ間が空いたんだ……
いろいろと忙しかった……
移植する前に、先生に気になるもう一つのことを話しました。
医療用語はわからないけど
移植した卵ちゃんを異物と
判断してしまう、
着床を妨げる症状が起きる人もいると
むかーし昔、見ていたアメリカドラマ
「フレンズ」でやってたので…
そんなとこで情報get??(;・∀・)な感じですが。。
私「先生、私はもしかしてそうなんじゃないですか?!
これが最後のつもりなのでなんとかなりませんか」
と言いました。
先生「抗体検査はしたし、大丈夫だったんだけど…そんなに心配なら、お薬のみますか?その代わり、決められたようにしっかり飲まなければいけませんよ」
私「はい!」
それは、ステロイド系のお薬だったのですけど
とにかく、悩む材料を無くさないと
きっぱり諦めもつかないってもんだ。
やるだけのこと、自分にできるだけのこと、やったつもり。(デキルダケノコトには個人差あるけど、これ大事かも)
移植のとき、胚盤胞まで育ってくれ、解凍された卵ちゃんが
モニターに写りました。
胚盤胞の中心の核の部分がなんだか小さい??んん?
と一瞬心配になったんですが
培養士の先生が、そばに来て
「この卵ちゃん、今、解凍後、一生懸命息をしています。核の部分が小さく見えるけど大丈夫ですよ(*^^*)」
と不安をキレイにぬぐってくれて。
この卵ちゃんならきっと強いよね。
異物なんかじゃないよ!私の子宮!!
頼む!!
そんな気持ちでした。
お薬の服用法をきっちりと守り
その結果、
妊娠してるわ!!と、
先生がびっくりされたような(笑)
結果となりました。
移植は2つの卵ちゃんでしたが
着床は1つでした。
あ、あのときの、胚盤胞ちゃんだ、
きっとそうだ!
って思いました。
人が人の形になって生まれる前の
小さな小さな細胞の
卵ちゃんを見れたこと、
とてもとても神秘的で、
この卵ちゃんに魂が宿ったんだと思うと
感慨深いものがこみ上げてきました。
婦長さんが
よく頑張りましたね、って
言ってくれたのが今でも忘れられない
何が良かったのか、
はっきりとはわかりません。
全部が良かったのかもしれません。
気になったこと全部やってよかった。
出産時は40オーバー💦
体も硬く、帝王切開になってしまい
しんどかったけどね。。
可愛い念願の娘が生まれてくれたこと
神様に、亡き父の墓前に
感謝をしました。
墓前で泣いたのってこのときくらいです。
こんな思いをして産んだ子も
今や小学校最後の一年を過ごしております。
万年反抗期のようです(笑)
女同士だからケンカっぽくなっちゃうときもあったりするけど💦
甘えと反抗を繰り返しながら
子供は自立していくのかもしれないし
母を頼ってくれてることは手に取るようにわかる、可愛い娘です。
今はもう付き合いのない
保育園時代のママ友さんに
医療従事者(看護師)でありながら
「男の子二人いて、3人目は男だったら嫌だし踏み切れないんだけど、産み分けってのもねぇ……なんか、人工的な、科学的なやり方で子供作るってなんかねぇ」
と言った人がいました。
まぁ、そういう考え方は自由ですが
医療従事者である看護師の口から
聞きたくなかった!
子供を授かりたい患者の気持ち、あんたはわからないのか!!と思ったよ。
失格!!残念!!
どんなふうに授かっても
大切なかけがえのない命です♥
世の治療中の女性たち、貴女たちはみんな強い女性だと思います。
男性より数十倍、身体的にも精神的にもキツイですからね。強くなきゃできないこと。
でもいくら強くても、泣きたくなることもたくさんあるよね。。
不妊治療をして
諦めも脳裏をよぎりながら
崖っぷち体験したからわかる気持ち。
先生に、言われる以外で
自分にできることきっと何かあるはず。
結果がどうであれ、後悔の無いように
頑張ってほしいです✨