竹風呂 -20ページ目

貧富の差

毎朝、ある時間に家の近くで見かける男性がいる。



髪の毛だけは短く切り揃えているものの、

どう見ても小綺麗とは言い難い、浮浪者に見える男性。

頬は痩せこけ、毎日同じ服で、肩で息をしながらしんどそうに歩いている。


毎日同じ時間に、同じ方向に向かって歩いている様は、出勤途中のようにも見える。


健康のためではなく、別の理由で歩いているようにしか見えない男性。


どこから来たのか…


朝のある時間に、家の近所でそんな男性を見かける。










昨日、市街地まで自転車でかなりの距離を走行し、

ヘトヘトになりながら帰っていた夕方、

市街地の外れで・・・



彼を見つけた。





定時になり、元来た道を帰ろうとしているようにしか見えない。




驚いたのは、その距離。




少なくとも私の家から自転車で1時間はかかるその場所。

歩いたら完全に2時間以上はかかるその場所。



彼はその距離を、毎朝同じ時間に歩いて出勤していた。

線路沿いの、電車に乗ったらすぐ到着できるその道を、延々と歩いていた。






見た目で判断はできないが、


私は、陥った環境や今ある状況に柔軟に適応する、

生物の強さを垣間見た気がした。



新幹線でなく、夜行バスを使う私たちと何ら変わらない。

その度合いが違うだけ。




自分の置かれた状況下で必死で生きようとしている彼に、

私にはない強さを見た気がした。











そのままチャリ走していると、




コンビニ前のタバコの吸殻入れに、

未開封の市販のおにぎりが捨ててあるのを見つけた。


貧富の差を感じた。











日本が弱っているこの時期にも、

賞味期限の理由で多くの食糧が破棄されている。



規則は規則だが、

もうちょっと柔らかく考えてもいいのになぁ~




と感じた1日でした。





☆武☆