昨日、今日の2日間、大学入試センター試験が行われましたね。
受験生のみなさん、本当にお疲れ様でした!
10年以上前のことですが、センター試験前日に、38度以上の熱が出て、いわゆるニンニク注射(ニンニクにも豊富に含まれるビタミンBが大量に入っているため、ニンニクみたいな強烈な匂いがする)を打ちながら、何とかしのいだことを思い出しました…
実際は、2日目までは体力がもたず、特に数学は、過去問や模試より20点ぐらい悪かったんですが、、
当時、頭痛もガンガンなって、頭がぼーっとしている中、現代文は、第1問の論説文、第2問の小説ともに何とか満点を取れたので、本当、現代文がなかったらどうなってたんだろうかと、今でも思います。
家庭教師はお休みさせていただいていることもあり、センター試験の現代文の問題を久々に見てみたのですが、今年も、例年の問題とそこまで大幅に変わることなく、とても懐かしい気持ちになりました。
そんなわけで、今年の本試験は終わってしまいましたが、来週はセンター試験の追試験、そして、大学ごとの本試験が次々に行われることから、
風邪を引いていても、マーク式の現代文で満点を取るために必要な超基本原則
といった少し無謀なテーマで、書いてみようと思います。
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センター試験などマーク式の現代文の問題を解く上で、どんな文章の問題にも共通する超基本原則があります。
それは、
「正しい」ものを選ぶ問題は、一番無難な選択肢が答え
「誤った」ものを選ぶ問題は、一般的にはいかにもそれっぽい内容だが極端な選択肢が答え
ということです。
一見、小手先のテクニックに見えるかもしれませんが、僕としては、
マーク式試験、ひいては現代文という科目の本質を捉えている
のではないか、と今でも思っています。
というのも、現代文という科目は、
(1)傍線部に書かれている、一見わかりにくいことを、
(2)傍線部の近くに書かれている(ことが多い)内容によって、言い換え・補足して説明する
という作業を行う科目です。
ただ、センター試験の選択肢の答えは、センター試験を作った先生たちが、傍線部をすで言い換え・補足したものです。
本来、傍線部の言い換え方・補足の仕方は、言い換え・補足が十分に行われており、表現が不自然でなければ、点数に差をつけてはいけないし、何通りも満点の解答がありえるのですが、残念ながら、
センター試験では、センター試験を作った先生たちの言い換え方・補足の仕方だけが答え
になります。
そのため、
センター試験をはじめとするマーク式の現代文は、誰に対しても間違っていない、と論理的に解説できる選択肢しか答えにできない、という科目にならざるをえない
のです。
したがって、正しく言い換えて説明している、とされている選択肢は、無難な内容にならざるを得ませんし、誤った補足の仕方をしている選択肢は、逆に極端な内容になるということになります。
(誤った選択肢は、誤っていることを隠すために、「文章には書かれていないけれども、一般社会においては、良く言われていること」等を混ぜて、それっぽい選択肢にされることが多いです。)
そして、選択肢で、どちらを選んだら良いか迷った場合には、
「片方にしか書かれていない部分」を特定した上で、その部分が、本文に書いてあるか
を調べればよい、ということになります。
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今年は新刊を2冊出す予定で、ユンケルが手放せない毎日ではありますが、一緒に書いてくれる人や、資料集め等をしてくれるアシスタントさんが見つかれば、それこそ、
「風邪でも満点!マーク式現代文マスター」
みたいな参考書も書きたいな、なんて思った30歳の夜でした。
7年前に出させてもらった「現代文の解法」は、今日の記事のような内容を、記述式試験用に詳しく書いたものなので、現代文の点数を伸ばしたい人は、本屋さんなどで読んでみてもらえると嬉しいです。
明日は全国的に雪のようなので、特に受験生のみなさんは「滑らない」よう、足下には気をつけてくださいね◎
いまい


