□□□□□
先日、はっとした。
そもそも、新しい環境に変わるとき、自分がどこを選択するかという瞬間において、
今までのスタンスとしては、明らかに自分のキャパを超えていて、
ほとんどゼロの状態でそこに身を投じることによって、
そこをモチベーションに変えてきていたことを思い出した。
ビリヤードも、音大も、歌も、イタリアも。
前もって緻密な準備があって、安心した状態で新しい環境に臨んだことなんてなかったし、
それよりも、直感的に、その環境へ身を投じる必要性とか確実性みたいなものを、
無意識のところで感じてたし、そのときの気持ちの高まりみたいなものが非常にあって、
自分には何もないけど、そこに身を置きたいという欲求で、自然と行動していたし、
それに伴った知識欲で、思考も成長するし、自信とかオーラとかを身につけてきたと思った。
最近はネガティブになる瞬間が今までい以上にあって、
いつの間にか、どこか保守的になっていたのかもしれない。
タイプじゃないのに緻密に準備しようとしている自分と、本来の自分が葛藤して、
ずっとモヤがかかってるみたいな状態が続いている。
その状態で、自信をもった発言や行動なんて出来ないし、
その自分を本当の自分と思い始めているところもあって、
そんなの尚更うまく流れるはずがない。
ビリヤードだって知識ゼロの状態でプロ目指そうとしたし、
音大だって試験に声楽があることすら知らなかったし、
ピアノのブランクもあったし、楽典の知識もゼロだったし、
歌だって、2年のころに始めたし、音教だったし、
イタリアだって、イタリア語なんて1コも話せなかったし。
でも、そんな環境に身を投じる恐怖なんて、これっぽっちもなかった。
さすがに、全部最初は病むんだけど、
でも、それがモチベに変わって、死ぬほど楽しくなる。
右も左も後ろも見ないで、前だけになる。
それが、自分のすべての能力において、最高のトランス状態だと思った。
HPなんて、見た目からもそうだけど、全然ないんだから、
ステータス的にも、盾をかまえて守りに入るキャラじゃない。
すばやさと攻撃力によって、結果的に何かを守れればいいと思った。
自分の能力を上げる行為に没頭さえすれば、
あとはオートマチックなのかなっていう。
自分のスタンスを思い出して、そこにプライドを持とう。
あ~すっきりした。
TaKe