"WAN MACK" ラウンジチェア
室井淳司
ミラノサローネ。
今年で４９回目のデザインの見本市です。
自ら率先していきたいと思う唯一の催しなんです。
コレクションも見にいきたいんだけど、なかなか。
いや～、感性刺激されまくりました。
それはないみたいな人もいたけど、そこに至る経緯には隙はないだろうし、
あるコンセプトからそれを深く知り、自分のもつ感覚や技術などでそれを表現する。
妥協のない作品が羅列されれば、そりゃ、オーラでますよ。
そして、そこに興味を示し来場する人たちも、やっぱそれなりです。
おされーな人がいっぱい。
あんな場所であんな人たちに囲まれ、まじイキそうでした。
その日の夜に、あるデザイナーさんのカクテルパーティ行ったら、
写真のラウンジチェアをデザインした室井さんがやってきて、
なんとマンツーで話す機会が。
最近人に会ってなくて、自分の頭が退化していると思ってて、
初対面でしかもめったに話せないような人としっかり話せるか超心配だったけど、
もう、全然問題なし。
聞きたいと思う質問が想像以上に出てくるは、言葉の使い方にも気を使えるはで、
自分でも驚きました。
こんなにも興味のあるなしで頭の回転が違うかと思い、
ますます、社会にに対応できない自分を自覚しました。
この日は、かなりいろんな人と話しました。
昔の感覚を思い出し、そんなにバカにはなっていない自分に安心し、
自ら動いたことによる結果の想像以上の効果に驚き、
久々に、楽しいと、思いました。
TaKe