本日行われた
『鈴鹿クラブマンレース第5戦』
第4戦終りでポイントリーダーである
石坂 瑞基 選手がチャンピオン獲得に挑みます
台風の影響もあり
昨日の天候から打って変って
朝から生憎の雨模様
そんなウエットコンディションの中
行われたS-FJ公式予選
いきなり不測の事態が・・・・・・・
予選開始直後こそペース良くトップタイムをマークしていましたが
徐々に周囲のペースが上がり始め
終盤一気にポジションダウン
今季ワーストの8番手となりました・・・・・。
今レースでJAF及びクラブマンチャンピオンを決める条件は
① 4位以上でのゴール
② ランキング2位の選手の前でゴール
この2つとなり
何んと!ランキング2位の選手がポールポジションと
今レースでのチャンピオン獲得は非常に厳しい状況となりました。。
しかし、そんな状況の中
気持ちを入れ替えて挑んだ決勝戦!
今まで降り続いていた雨が一旦止み
徐々に乾きつつある路面状況となり
レインタイヤとスリックタイヤの難しい選択が迫られることに・・・・
まだまだレース中の雨も十分予想されたため
石坂選手にはレインタイヤを選択!
スリックとレインの混在する状況でのレースとなりました。
そんな緊張感の漂う中レースはスタート!
無難にスタートは決め1台をパスし
オープニングラップを7位で通過
その後もレース巧者の石坂選手らしく
一台一台確実にパスし
レース中盤には4番手まで浮上
更に前車を追います。
しかし、予想外に雨が降らない状況が続き
中盤以降はスリック装着車がペースを上げてきており
終盤には石坂選手を含む2番手争いに加わります。
結果的にはスリック組に先行されますが
そこは焦らずしっかり自分のペースを守り
前を行くランキング2位の選手のみに集中し
レースを組み立てて行きます。
そして5位で向えた最終ラップ!
ブロックラインを通る前車のラインを上手くコントロールし
最終のスプーン1つ目アウト側から並びかけ
本当に見事な 『男のオーバーテイク』 で
一気に抜き去りそのまま4位でゴール
全ての条件を満たし
見事!
2013年
S-FJ鈴鹿シリーズチャンピオンに輝きました
今シーズン初めて表彰台を逃したのは
非常に悔しい結果でありますが
上位3台はスリックタイヤを装着しており
レインタイヤ組ではダントツのペースでトップ
ここ一番で決める勝負強さも加わり
今シーズンの成長が随所に垣間見れた
非常にいいレースだったと思います。
自身初のチャンピオンを獲得したことで
より一層の自信となったことでしょう。
さて、この勲章を引っ提げて
次戦はいよいよ初開催の
『 F1日本グランプリ 』です
ホームチャンプの名に恥じぬよう
しっかり練習を積んで
次世代を担うヤングドライバーNo.1決定戦に
挑みたいと思いますので
より一層の熱い応援よろしくお願いいたします