ご入学ご入園ご進級おめでとうございます!!

新しい学年、新しいクラス、新しい先生、新しい仲間との出会いがある季節です。子どもたちにとっては、期待に胸がふくらむ一方で、不安や緊張も大きくなる時期でもあります。保護者のみなさまも、お子さまの様子を見ながら、「新しい環境に慣れられるだろうか」「うまくやっていけるだろうか」と気にかけておられることと思います。

 

新生活が始まると、今まで通りにいかないことがたくさん出てきます。新しいルール、新しい人間関係、新しいやり方。そうした変化は、子どもたちにとって成長のチャンスである一方で、「面倒くさい」「不安だ」「できれば避けたい」と感じる原因にもなります。けれども私は、この4月の変化の多い時期こそ、人が大きく育つチャンスだと考えています。

 

人は本来、変化を避けたくなるものです。今までのやり方のほうが安心ですし、新しいことには失敗の不安もつきまといます。しかし、社会は常に変わり続けています。学び方も、働き方も、求められる力も少しずつ変わっていきます。だからこそ、これからの時代に本当に必要なのは、変化を嫌うことではなく、変化をどう活かすかを考えられる力です。

 

有名なダーウィンの進化論も、単に「強いものが生き残る」という話ではありません。変化する環境の中で、それに適応できるものが生き残っていくという考え方です。これは、子どもたちの学びにもそのまま通じると思います。最初から何でもできる子が伸びるのではありません。不安や戸惑いがあっても、環境の変化を受け止め、自分なりに工夫しながら前へ進める子が伸びていくのです。

 

私は日々、子どもたちだけでなく、大人の姿勢からも多くのことを感じます。よりよい仕組みにしたい、もっとよい学びにしたい、もっと前に進みたい。そうした思いから新しい提案が生まれます。提案というのは、決して思いつきではありません。現状を見て、課題を考え、何度も分析し、時間をかけてようやく言葉になるものです。

 

そんなとき、受け止め方には大きな差が出ます。不安はあっても、「まずやってみよう」「どうすれば形にできるだろう」と考える人は、そこから確実に伸びていきます。提案を自分ごととして受け止めるからです。自分なりに工夫し、努力し、身につけようとする過程で、人は磨かれていきます。

 

一方で、提案やアドバイスを、命令や批判として受け取ってしまうと、どんなことも「やらされている作業」になってしまいます。「自分には向いていない」「聞いていない」「誰も教えてくれない」と、自分を守る言葉が先に立つようになると、学びは止まってしまいます。もちろん、不安や戸惑いを感じること自体は自然なことです。しかし、そこで立ち止まり、できない理由ばかりを並べていては、前には進めません。

 

本当に伸びる人は、できない理由を探すより、やれる方法を考えます。全部できなくてもかまいません。まず一歩やってみる。難しければ小さく分ける。必要なら助けを求める。その積み重ねが、主体性につながっていきます。主体性とは、好き勝手に振る舞うことではありません。変化や提案を自分の成長につなげようとする力のことだと私は思います。

 

では、そんな4月に、保護者は子どもたちとどのように向き合えばよいのでしょうか。厳しくでなく甘やかすという親主導でなく「おやおや」と寄り添う姿勢が大切だと思っています。

親の課題ではなく子どもの課題だからです。

 

子どもが「行きたくない」「面倒くさい」「できない」と口にしたとき、すぐに否定したり、正論で押したりしたくなることもあるでしょう。しかし、そこでまず必要なのは、「そう感じているんだね」「おやおや、何か困っているのかな」と、一度受け止めることです。そのひと呼吸があるだけで、子どもは安心します。気持ちを受け止めてもらえた子は、次の一歩を考えやすくなります。

 

次に大切なのは、保護者がポジティブな捉え方を示してあげることです。「新しいクラスは緊張するよね。でも、それは新しい世界が広がるってことでもあるね」「面倒に感じるのは、それだけ少し成長する課題に出会っているからだね」といったように、子どもが感じている負担を、前向きな意味に置き換えて見せるのです。子どもはまだ、自分一人で出来事の意味づけをすることが難しいことがあります。だからこそ、大人の言葉が大切です。

 

そして、答えをすぐに与えるのではなく、一緒に解決策を考えることも重要です。「じゃあ、どうしたら少しやりやすくなるかな」「何から始めたらできそうかな」と整理しながら、最後は本人に決めてもらう。ここがとても大切です。子どもが自分で決めたことは、自分ごとになります。反対に、大人が決めてしまったことは、どうしても“やらされていること”になりやすいのです。

 

さらに、乗り越えた先の姿をイメージさせてあげることも、大きな力になります。「これができたら、自分で準備できるようになるね」「新しい友達に声をかけられたら、自信がつくね」「今は面倒でも、できるようになったらすごく強い力になるよ」と、成長した未来を見せてあげるのです。人は、意味が見えると頑張れます。ただつらいだけ、面倒なだけに見えていると、どうしても前に進みにくくなります。

 

世の中の大切なことのほとんどは、少し面倒くさいものです。勉強も、習慣づくりも、人との関わりも、新しい挑戦も、手間がかかります。でも、だからこそ価値があります。面倒だからやらないのではなく、面倒なことの中に成長のチャンスがある。この感覚を、ぜひ子どもたちに育てていきたいと思っています。

 

4月は、うまくできなくてもいい時期です。大切なのは、変化に心を閉ざさないことです。不安があっても一歩踏み出してみることです。そして保護者のみなさまには、子どもの不安や戸惑いに「おやおや」と寄り添いながら、前向きな見方を示し、一緒に方法を考え、最後は本人が決めて進めるよう支えていただきたいと思います。

 

今年度もエデュパークでは、子どもたちに「できない理由」ではなく「やれる方法」を考えられる人になってほしいと願っています。変化を嫌うのではなく、変化を力に変える。面倒くさいことを避けるのではなく、その中にある成長のチャンスをつかむ。そんな姿勢が、これからの時代を生きる子どもたちにとって、大きな力になるはずです。だからたくさんの変化をチャンスと捉えて子どもに与えてほしいです。

バスツアーやイベントは非日常的な変化を与える絶好の機会!

4月26日(日)はレクトキッズプロジェクトでお仕事を学ぶ販売体験。

 

 

 

5月31日(日)は小学生向けバスツアーキッズ科学号in世羅&庄原

 

6月7日(日)は幼児対象バスツアー!!どろんこツアーin福山

幼児も子供たちだけで楽習するぞ!

 

 

 

そのほか4月19日、26日には体験会&説明会も開催!

 

 

 

たくさんのご参加お待ちしてます!

この春、子どもたち一人ひとりにとって、新しい自分へと進化するスタートになることを願ってます!!