八重洲の社会保険労務士のブログ(武田社会保険労務士事務所)               ~社会保険労務士 武田倫明~ -2ページ目

夏のボーナス

今日も暑い一日でしたね。


私は、今年の夏に備えて、甚平と下駄を買いに行ってきました。

夕涼み、夏祭り、花火大会・・・いいですね。


さて、12日の日本経済新聞より。


以下、抜粋。

「日本経済新聞社が11日まとめた今夏のボーナス調査の最終集計によると、平均支給額は、前年比16.6%減で、2年連続でマイナスになった。景気後退や消費低迷など先行き不透明感が増したことを反映し、下げ幅は調査開始以来最大。回答企業の78%が昨夏実績を下回り、上回ったのは18%にとどまった。」


集計企業702社の平均支給額は、70万1,012円で、昨夏より約14万円減少したようです。

1割以上減額した企業は、半数に上り、平均支給額が50万円を下回った企業も3割にのぼりました。


なお、この調査において平均支給額トップは、任天堂で1,690,453円(平均年齢35.9歳)でした。


景気の不透明さを増す中、この支給額は、すごいですね。


現在、当事務所でも複数の会社から給与計算業務を請け負っていますが、人件費を抑制する動きは肌で感じます。


ボーナスの増減は、もちろん会社の業績によりますが、減額をする場合は、社員のモチベーションダウンを最小限に抑えながら、社員の理解を得ながら進めることが、非常に重要だと思います。


「会社も苦しい状態だけど、今、みんなで痛みを分かち合って、この状況を乗り越えていこう」と、会社が一丸になって、前向きな環境・考え方を作ることが、強い組織を作るカギだと思います。


会社が厳しい状況の時に、キーマンが抜けていく会社なのか?キーマンが力を発揮して結束力を強める会社なのか?


経営者の真の実力が問われるところです。

ステップ会

こんばんは。


今日は、毎月定例の勉強会「ステップ会」の開催日でした。


本日から、また新しいメンバーが1名参加することになりました~!


新しいメンバーが増えるのっていいですね。新しい風が入ってくることで、勉強会の雰囲気がリフレッシュされる気がします。


新メンバーは、30代前半の男性で、10月より開業を予定しているとのこと。


彼の話を聞いていて、自分の開業当初のことを思い出しました。


今日の議題は、「雇用保険の改正点」について。


すでに施行されている内容も含め、実務上の変更点等を細かく確認していきました。


労働法関係は、改正が目まぐるしく行われているので、常に最新の情報をインプットしておかなければなりません。


そういう意味では、複数のメンバーが集まる勉強会で、いろいろな角度から法改正の疑問点や実務上の課題等について情報交換することは、理解を深める上で、非常に効率的で有意義だと思います。


現在のメンバーは、負けず嫌いで、努力家が集まっているので、一歩踏み込んだ議論ができることが、この会の良いところです。


今後もこのステップ会を大切に育てていきたいと思います。


カンブリア宮殿

皆さん、こんばんは。


最近は、暑い日が続きますね・・・


私は、人一倍汗っかきなので、扇子とGATSBYのボディペーパーが欠かせません。(笑)


打ち合わせの際、お客様に不快感を与えないようにするのも大切なことだと思っています。


さて、本日は、TV番組の話ですが、、、


私の好きな番組のひとつに「カンブリア宮殿」があります。


基本的には、毎週欠かさず見ています。


MCは、村上龍さんと小池栄子さんで、毎回、企業の社長や創業者をゲストに呼んで対話をするトーク番組です。

本日は先週から2週にわたって「株式会社21」の創業者の平本清さんがゲストでした。


こちらの会社、、、内部留保を持たず、利益は、社員の賞与と商品の値下げに還元するというやり方で経営をされている驚きの会社です。

通常、会社は内部留保を厚くすることで、経営危機に備えたり、再投資をしたりしているのですが、21は社内出資制度によって、必要な資金を社員の出資によってまかなっています。


実に社員の7割が出資をしていて、出資の総額は、現在、約10億円だそうです。


その他にも・・・


すべての社員の給与、人事評価等もすべてイントラネットで公開していて、人事評価等に意見がある人は、社内掲示板に書き込むことができるそうです。


「○○さんより、私の方ががんばっているのに、評価が悪い・・・」とか、書くのでしょうか。。。


究極のガラス張りのシステムですね・・・


創業者の平本氏曰く、「やましいことがないからオープンにする」ということのようです。



今まで、私は、仕事上いろいろな会社の内部を見てきましたが、会社と社員の信頼関係がある会社と無い会社は、肌で感じます。


この株式会社21のシステムは、会社と社員との信頼関係があるからこそ成り立つ仕組みなんでしょうね。

国保、未納率1割超す

こんばんは。


今日は、国民健康保険についてです。


23日の日本経済新聞の一面より。


「国民健康保険の保険料未納率が2008年度に一割を超え、過去最高の水準に悪化する見通しとなった。景気後退で低所得世帯を中心に保険料の滞納が増えているのが原因。後期高齢者医療制度の導入に伴い、他の年齢層より納付率が高かった七十五歳以上の加入者が脱退したことも響いた。厚生労働省は、徴収を強化して保険財政の悪化を抑える考え。保険料を支払えないために保険証を回収される「無保険者」の増加を防ぐために、低所得者向けの保険料の軽減措置拡充も検討する。」


過去最高の未納率は、2004年の9.91%で、それ以降徐々に改善されていましたが、2008年は、10%を超える未納率になる公算が大きいようです。


赤字額は、2007年度で、3,787億円でしたが、2008年度は、さらにこの赤字額が膨らむ予定だそうです。


国民健康保険は、健康保険組合や協会けんぽと異なり、労使折半がないので、負担が大きいのも未納率の増加の一因かもしれません。


ちなみに、一定期間、保険料を滞納し続けると、保険証が回収され、代わりに「被保険者資格証明書」とういものが交付されます。


この証明書の交付者は、病院で診療を受けられますが、一旦病院の窓口で療養費を全額負担した後に、市町村の窓口で自己負担分以外を還付してもらう形になります。


なお、滞納理由にもよりますが、一年六か月以上滞納した場合は、保険給付の一部または全部が差し止められます。


ただし、国民健康保険法の改正により、親などが国民健康保険の保険料を滞納して被保険者証が返還された場合でも、中学生以下の子供(15歳に達する以後の最初の3月31日までの間にある者)については、短期(6か月)の被保険者証が交付されることとなりました。(平成21年4月1日施行)

ちなみに、2008年の調査によると、無保険状態の中学生以下の子供は、3万人以上との結果が出ています。


健康でなければ、働くことができません。

働くことができないと、収入が滞り、保険料や税金等が払えなくなってしまいます。


一刻も早く、不景気から脱出して、この悪循環を改善したいものですね。

部下のいじめで労災認定

ここ最近、暑い日が続きますね~晴れ


さて、本日は労災の記事を取り上げてみたいと思います。


5月21日、産経新聞ニュースより。


男性会社員=当時(51)=が自殺したのは、部下からのいじめなどで鬱病(うつびょう)を発症したのが原因として、遺族が労災と認めなかった労働基準監督署の処分を取り消すよう求めた訴訟の判決が20日、東京地裁であった。白石哲裁判長は、鬱病発症や自殺が仕事上のいじめによると認め、処分を取り消した。(後略)

部下からのいじめが原因とされる自殺で、労災と認めた判決は初めてのことだそうです。


近年、パワーハラスメントが原因でうつ病等の精神的な疾患を発症し、自殺に追い込まれたケースで労災を認定したケースは、いくつか見受けられますが、パターンとしては、上司が部下をいじめるケースでした。

(参考判例:静岡労基署長(日研化学)事件、名古屋 労基署長(中部電力)事件 等)


ところが、今回の事件では、部下が上司を中傷し、うつ病に追い込むという逆パターンです。


実際、私も仕事でいろいろな会社を見てきましたが、部下から厳しく責め立てられて、精神的に追い込まれる上司を少なからず見てきました。

組織上は、上司の方が権力は上ですが、この場合は、組織の権力図を超えた「個人の性格」によるところが大きいと思われます。


大切なのは、何事もバランスです。

上司と部下がそれぞれ相手を敬い、認めて、相手の立場を考えた行動ができれば、組織としても非常に有効に機能すると思います。


先日、ある会社の社長がこんなことをおっしゃっていました。


「いい仕事とは、人のためになることをすること。人の迷惑になることはやってはいけない、人から感謝されることをすることが大切だ。」と。


このような考え方で一人ひとりが仕事をしていれば、今回のような事件もきっと起こらなかったことでしょう。

自由なようで自由じゃない

今日、社労士Yさんと共同案件を受けているクライアントへ行っている車中での会話。。。


「先週末、叔母さんが亡くなって、今日、お通夜なんだ。でも、今日の仕事は外せないので、両親にお通夜に出られないことを話したら、納得してもらえなくて・・・」


Yさんのお父様は、元公務員。なので、冠婚葬祭は仕事を休むのが当たり前という感覚があるようです。


確かに、私もサラリーマンの時は、何かあれば同僚に仕事を任せて、休暇をとっていましたが、今の仕事を始めてからは、ほとんど仕事が優先になっています。


サラリーマンの友人からは、「自分で仕事をやっていると時間が自由でいいね。」とよく言われることがありますが、実は、その一方で、以前より時間に縛られていることをしばしば実感します。


思えば、この仕事を始めてからは、仕事の緊張感からか、風邪を引くこともほとんどなくなった気がします。


再開します!

このブログにご訪問いただいていた皆様。


長らくご無沙汰しておりました・・・久々の更新です。


この半年間、不景気にもかかわらず、当事務所は、順調に仕事をいただき、忙しい日々を過ごしていました。


昨年のリーマンショック以降、世の中不景気が進み、解雇や賃金引き下げ等の相談を多く受けました。


昨日もある会社で退職金制度変更に伴う説明会を行いました。


この会社は、退職金の一部を適格退職年金から確定拠出年金へ移行するところが、今回の制度変更のメインになるのですが、会社の状況も厳しく、従来の制度に比べ新制度は、かなりの減額を余儀なくされます。


つまり、労働条件の不利益変更が生じるわけです。


労働条件の不利益変更は、原則として「労使合意」のもとで認められるものであって、労働者の合意がいかに得られるかという部分が大きなポイントとなります。


そのためには、従業員に会社の現状を理解してもらい、また、会社の覚悟を見せ、誠意をもって労働条件の不利益変更を説明し、納得してもらわなければならないのです。


ここで私が身をもって、一番大切だと感じていることは、会社の姿勢、会社の覚悟です。


「従業員を守っていく。会社をより良くしていく。」という会社の真剣な姿勢を従業員は見ています。

会社の覚悟を見て、従業員は、厳しい条件をあえて受け入れて、今後頑張っていこうとしてくれるのです。


会社の覚悟が足りない場合、また、社員に会社の覚悟が伝わらない場合は、労使紛争に発展したり、人材の流出につながったりしてしまいます。こうなると、会社の状況は、どんどん悪化してしまいます。


そのためにも・・・


厳しくなった時だけ「我慢してください」とお願いしても、やはり社員は納得してくれません。

会社が厳しい状況に陥った時に、社員が「会社のために協力しよう」と思えるように、日頃から社員との信頼関係を築いておくことが重要なことだと思います。


人間ドック

今日、人間ドックを予約しました。


最近、忙しさにかまけて、健康診断や人間ドックを受けていなかったので、今年中に必ず受けようと思い、新宿の検診機関に連絡をしました。


すると、まず電話がなかなか繋がりません。

その後、何回かかけなおして、ようやく繋がりました。


その検診機関は、8時スタートと10時スタートの2回があり、10時スタートの方を希望すると、12月初旬まで全く空きがないとのこと。

噂には、聞いていましたが、ここまで予約が取れないとは思ってもいませんでした。


人間ドックを思い立ったはいいのですが、結局、受診できるのは年内ぎりぎりになりそうです。


一応、キャンセル待ちができるとのことですので、お願いしておきましたが・・・。


できれば、寒くなる前に受診したいですね・・・。



社会保障制度に関する特別世論調査

3日の毎日.jpより。


(以下、抜粋)

「年金や医療、介護など現在の社会保障制度に「不満」な人が75.7%に上ることが、内閣府が3日発表した「社会保障制度に関する特別世論調査」で明らかになった。「満足」と答えた人は20.3%にとどまった。」


上記調査は7~8月、全国の20歳以上の男女3000人を対象に個別面接方式で実施し、1822人から回答を得たとのことです。


満足していない分野を複数回答で尋ねたところ、以下のような結果でした。

①年金制度が69.7%

②医療制度56.4%

③介護制度53.3%

④少子化関連42.4%

⑤雇用支援策41.3%


今回の調査では、満足しているかしていないかというところまでしか結果として出ていませんが、本当に重要なことは、「満足していない」という一言で括られているその中身だと思います。


消えた年金問題をはじめとする数々の不安要素が、この「満足していない」という理由に該当すると思われますが、この「満足していない」理由を丁寧に分析して、一つずつ確実に解決し、国民の信頼を回復していくことこそが、今後の日本の社会保障制度を維持するための生命線になると感じます。


今回の調査では、「社会保障制度の中で満足している分野は?」という上記と逆の視点からの質問もありましたが、トップは、「特にない」(62.7%)で、ダントツでした。この結果もちょっと悲しいですね・・・。



アルバイターン

皆さん、「アルバイターン」って、聞いたことありますか?


これは、アルバイト+インターンシップの造語です。


インターンシップは、ご存知の方も多いと思いますが、「学生が在学中に一定期間、就職を見据えて、企業等で就業体験をする制度」です。


すでに欧米では、制度として確立されており、学生はもちろんのこと、企業も積極的にインターンシップに参画しているようです。


インターンシップは、「就業体験」を主目的としているため、給与は、原則として、支払われません。


一方、アルバイターンは、インターンシップのように、「就業体験」的な意味合いも持ちつつ、アルバイトとして、給与も支払うという形です。


(一般的な)インターンシップと違い、賃金を支払うため、会社との関係は、「雇用」という形になります。


アルバイターンは、有給インターンと呼ばれることもあるようです。


若年労働力が確保しにくい昨今、、「インターン」「アルバイターン」のように少しでも早い時期に優秀な人材を見つけ、確保しようとする企業側の動きは、今後ますます増えていくことが予想されます。