ヌナと弟、はじめての電話
いつものように仕事終わりに連絡したある日。『うにさんお疲れさまです! なんか今日はモヤモヤして…今 散歩してます!』と。ん?いつもと様子が違うな~?と思い『なにかあった?大丈夫?』すると、『なんか複合的な悩みがありますね…笑 今はもう大丈夫です!心配してくれてありがとう☺』『本当はうにさんと電話してみたいんですけど… うにさんが忙しいと思って言えなかったんです』あ~…ついにきた、この日が。わたし、電話めっちゃ嫌いなんです。笑(顔が見えなくてどう思われてるか不安だし、 電話する間、時間が拘束されるのも面倒くさい。。。)いつかは…と思っていても、自分から電話するのは絶対無理でした。だから、電話する時は彼から言ってくれる時だろうな~と思っていてついにその時が…と本当はまだ全然心の準備ができていないし、日本語はできるけど実際に話す機会はほとんどないという彼と、私はスムーズに話してあげられるのか…会話が弾まなくて気まずくなって連絡が減っていく…みたいなことになるかも…なんて、急に不安がエベレスト級に。笑でも!リスニングは私が1番苦手なことだから克服したいし(あくまで言語交換目的での出会いなので)ネイティブの人に色々聞けるのは貴重だし彼も日本語を使いたいと思ってる!よし!もうどうにでもなれ!!(半分ヤケ)ということで、後日初めて彼と電話しました。(後日かい)結論から言うと、先ほど言っていた不安は全然必要なかったです。笑実際に日本語を話すのはほとんど初めてという彼の日本語はマジで全然上手でした。(発音も可愛いかった…!)わからない単語はその場で調べてくれて、私に伝わるように一生懸命お話ししてくれて…(キュン)それに比べて、「○○だったらどうしよう」なんてくだらない心配で電話の話題をそれとなく避けてた私って本当……o__/スライディング土下座そして会話は楽しく弾み、(正直なに話してたか思い出せないけど)気付いたら7時間電話してました。これ、言うまでもなく私の人生で最長通話時間。はじめは緊張カチコチだった私も電話の後半はかなりリラックスして、ソファで寝っ転がって私が通ってる韓国語スクールの教科書を読みながら発音を教えてもらったり(彼は私の韓国語の発音が可愛い可愛い言うてました、こっちの台詞だわ)教科書のストーリー展開が恋愛仕立てだったので2人で読み進めながら主人公を応援したり(お!?これ次の章で付き合うんじゃない??頑張れ~!みたいな)彼の名前の発音を練習したり。※後で彼に言われたことですが、 10数分間私にずっと名前を呼ばれてキュンとしたらしいです。笑 私はというとパッチムの発音に苦戦した記憶しか。。。そんなこんなで結局、夜~明け方にかけてずっと電話してました!☺ちなみに、私が彼を弟って存在ではないかも…と感じたのはこの時から。理由は、日本語を間違えても一生懸命頑張ってくれたこと と、性格と声のギャップ。笑弟みたいで、元気で、懐いてくれる子犬みたいな性格なのに声は意外と低めで、BTSのVみたいな感じ。あ~、彼もちゃんと男性なんだな~…って初めて実感した瞬間です。笑