金魚のフン -68ページ目

2007/12/23

誕生日が特別なものだと

感じなくなったのは


プレゼントを貰えなくなったからでもないように思う


2007年の12月23日が今日しかないように

2007年の私の誕生日も一日しかなかった


だったら

今日という一日と誕生日の一日


おなじ一日で

おなじ瞬間だ


蛇口からひねりだした水を見るように

水を認識した瞬間

その水はすでに排水口へ

排水口に意識がうつるころには

排水管の奥のほう



いつだって

とらえた瞬間は過去となる


たった一度の瞬間を浪費しながら

私は生きている


浪費した瞬間の多さに怯えながら

私は生きている


誕生日にもクリスマスにも

どんな一日でもたった一度だったんだ


なんておそろしく

尊いのだろうか

2007/12/22

干渉されることに耐えられない

心配されると息苦しい

把握されていると思うだけで
がんじがらめにされたよう

ペースを乱されるたびに
玉突き被害にでもあったよう



気付けば親も恋人も重く厄介な存在になる。



ひとりで生きていけないくせに

誰とも共存できない


いちばん厄介なのは私自信

オトナになれば治るかな~なんて気楽に考えてたけれど

治りそうにないな


やばいぞわたし

独り身の偏屈ばばあになりたくない

2007/12/19

キレイな形の靴を買った

足を小さく見せてくれるし
色もグラデーションが美しい


ただし

ヒールが床を蹴る際の音がきたない
太鼓のように大きく響き実に下品である

足のひらにあたる靴ぞこも
砂を含んだ道などを歩いた後はじゃりじゃりと嫌な音をあげる

下品な音が響かぬようバランスをとると
次は歩く姿勢が不細工になる


きれいな靴とは

きれいな姿勢を導くものでなくてはならない

そしてわたしは
試しばきしたあの時に見抜かなくてはいけなかった

ものづくりをする以上
ごまかされてはいけない

これまた教訓