金魚のフン -59ページ目

2008/01/28

あの頃のことはよく覚えていない

断片的な記憶をつなぎあわせて、なんとなく想像してみたりもするけど、あまりながくは考えない。



お葬式には行かなかった。

自転車は捨てた。

写真はやぶいた。

冷凍してたカレーはごみ袋に入れた。

靴下も洗濯ばさみもヤングマガジンも

段ボールに詰め込んだ。

何箱も何箱も積み上げて

気づいたら空っぽになった。



おばちゃんが泣いてた。

おじちゃんはうつむいてる。

しょうちゃんが笑ってる。



草野球の時のだ、あのときホームラン打ったのだれだっけ。コンビニまで豚まん買いに行ったなぁ



視覚だけが異様に冴えて、なにをとらえようとしてたのか。

あの頃のわたしと向き合えないわたしは、どこまでもしょうちゃんの残像を追いかける。

わたしはなにも理解できていない。

2008/01/27

あなたとわたしはちがうから

ときどきかなしくなってしまう



ひとつになってしまえたなら

どんなにうれしいかしら



ひとつになってしまえたなら



あなたをあなたたらしめるものがなくなって

わたしをわたしたらしめるものが消えちゃって



わたしはあなたを愛する理由を失い

あなたはわたしを愛する理由を探せない



それはきっと

いまよりずっとかなしいね



ひとつになれないかなしみを

抱くことが愛なのかしらん

2008/01/26




ゆとりのあるオトナになりたいな



意味もなく追いたてられる毎日



これじゃだめだ

このままじゃだめだ



焦りと不安が

わたしを追いたてる



ゆとりがないから 相手の心がみえない

ゆとりがないから 誰とも手をつなげない

ゆとりがないから 君の失敗を許せない



ゆとりがないから あなたと向き合えない



やわらかく しなやかに

ゆとりのあるオトナになりたいな