娘に会いたくて
この日は小樽から足を運びました。
小さい頃から離れて暮らしている娘。
最近は特別な話なんてなくても、
ただ顔を見るだけで安心したい。
元気かな。
ちゃんと笑ってるかな。
親って、
そういうものなんだと思います。
娘の好きなクッキーを持って、
アルバイト先のお店へ。
本当は、
あまり行きたくなかった。
親が突然来るなんて、
うっとうしいかなとか、
迷惑かなとか、
いろいろ考えてしまうから。
でも、
どうしても会いたかった。
一度行って会えず。
時間を空けて、
もう一度行ってもまた会えず。
二度とも空振り。
さすがに少しこたえました。
その帰り道、
そのまま蕎麦屋へ。
こういう日は、
静かな店で酒を飲みたくなる。
日本酒を一杯。
いや、二杯か。
いや、ちゃんと飲んだな(笑)
娘の小さい頃のことを
ずっと思い出していました。
笑っていた顔。
手をつないだこと。
泣いていたこと。
怒ったこと。
不思議と、
最近の姿よりも、
幼い頃の記憶ばかり浮かぶ。
親って不思議です。
たぶん、
一番守りたかった時間だからなんだろうな。
自分も指を怪我して、
少し弱っているのかもしれません。
だから余計に、
娘の顔が見たかった。
会えない夜、
ひとり想い酒。
そんな一日でした。