表題の答えは、
「長崎歴史博物館」になっていた。


新しく造られたものだけど、
なんか江戸時代の香りがしてワクワク。

長崎奉行といえば、
江戸時代の天領長崎の最高権力機関。

江戸の時代劇の舞台となることも多く、
シーボルト事件の聴取が行われたところだ。


昔のまま残ってるのは、玄関の石段と、
博物館奥のこの池のみ。

まずは博物館へ進む。

江戸期の長崎のことを勉強しようと思ったら、
まずはここに来るべきだった。

と思っていたら、粋な三味の音が。


格子戸の向こうで何やら行われているらしい。


この日は新内の稽古中。

工芸や芸能の公開教室を行っているそうで、
なかなか面白い趣向だと思った。

長崎奉行のエリアに行くと、
往時の間取りが再現されていた。


オランダ人のための椅子席。


出島にもたらされた輸入品は、
ここに広げて検分していたそうだ。


そしてここがお白洲。

地元劇団の時代劇が毎日催されているのだが、
ちょっと時間が合わなかったのでパス。

江戸の扮装をした役者さんは、
そのままの格好で普通に博物館内を歩いてて、
それはそれでいい雰囲気。

なかなかうまくまとまった博物館だ。