平和公園のあとは浦上天主堂。
「信徒発見」の主役となったのは、
この地区で隠れて信仰を続けていたキリシタン。
しかしその後、「浦上四番崩れ」が起こる。
潜伏していたキリシタンが次々に検挙され、
明治の初めまで弾圧が続き、
3400人もの人が流罪となって、
苦しみの中で命を落としていったということだ。
そしてさらに原爆に見舞われる。
聖像はその時に破壊されたまま置かれていた。
悲しい出来事ばかりが去来していたからか、
傍らの母子像の美しさには目を奪われた。
そして、この後、カトリックセンター1階の
喫茶店「サントス通り」で、ちゃんぽんに舌鼓。
情けないやら嬉しいやら。