5月のある日のこと、
滋賀県東近江に用があって、
(というか仕事なんだけど)
京都から近江八幡までJRで行き、
そこから近江鉄道に乗って八日市へ。

鉄ちゃんじゃないけど、
ローカル線ってのは妙に上がる。


ちょっと早めに着いたので、
八日市駅の近くの喫茶店「さざなみ」へ。

メニューを見ると食堂と居酒屋を兼ねてるような、
地方都市によくある多目的なお店で、
注文したのはエビかつサンドのモーニックセット。

揚げたてのエビかつとたっぷりの野菜が
トーストにはさまれてて、めっちゃうまい!

こういう店が普通にあって、
普通以上にうまくて、
値段はリーズナブルだなんて、
うらやましいと言うほかない。

で、東近江での用を片付けて、
帰りは近江鉄道の八日市から米原へ。


間伐材を利用したベンチがいい感じ。


ペイントされた車両もあって、
地味に頑張ってるところが垣間見られる。


平日の昼間だったから、この通りガラ~ン。


車窓には田園風景が続く。

さすがローカル線!

そうこうしているうちに、
珍しい名前の駅が近づいてきた。

「フジテック前」駅。

なんか聞き覚えのある名称だけど、
フジテックってなんだっけ?

と思ってたら、本社ビルを見てわかった。


エレベーターだけの細長いビル!

そうそう、エレベーターでよく見る名前だ。

実は途中にあった豊郷駅には、
萌えキャラの看板がでかでかと立っていた。

昨今は萌えキャラが町おこしに
一役買ってるってニュースで見たことあるけど、
豊郷もそうらしい。

写真撮り逃したのが悔やまれる。

近江鉄道って、牧歌的なだけじゃなくて、
結構興味深いものがいっぱい。

こういうことがあるからローカル線はたまらない。