宇奈月温泉に行ったのは4月のこと。

都内よりも桜の開花が遅くて、
ずいぶんひんやりしていると感じたから、
今時分は梅雨の嫌な暑さも関係なく、
過ごしやすいんじゃないかな~~。

ってことで、宇奈月温泉「延樂」のお話。


黒部のダム建設などで大盛況だった時代に
この温泉郷をリードした存在の宿は、
どこか好景気のころの香りが漂っている。


部屋は黒部川に向かって大きな窓があり、
峡谷を見下ろすロケーションは実に素晴らしい。


それは露天風呂でも同じ。


深山幽谷という言葉がぴったりくる。


新装された檜の大浴場がまた気持ちいい!

建物自体には前時代の面影があるけれど、
ここにいて目に入ってくるものや、
耳に届くものは、どれもとてもピュア。

いるだけで心が洗われるような、
この地の清らかさがひしひしと感じられる。

正直、宇奈月温泉にこんなにいい宿があるなんて、
「延樂」にはただただびっくりさせられるばかり。

続く。