このところ、東京近郊の観光地は、
比較的順調に客足を伸ばしているという。
消費は回復傾向にあるというけど、
レジャーに対する出費はまだ抑えられている。
それでも、連休となるとそれなりに遊びたいもの。
ならば、近場でコンパクトに楽しもうということになり、
箱根や伊豆などを目ざす人が増えたのだろう。
で、稲取温泉。
伊東、修善寺、下田などにくらべると、
ちょっとマイナーな場所だけど、
伊豆の中でも堅調なエリアで、
熱川や下田よりも観光客数は多くなっているとか。
もともと大きな規模の旅館が少なく、
住んでる人、働いてる人の地元意識が強いことから、
稲取温泉として取り組んでいるイベントが多く、
観光地としての特質が守られている。
それが理由のようだ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20120501/14/takeching/33/c6/j/t02200293_0480064011946951274.jpg?caw=800)
たとえばこの「つるし飾り」。
これは、桃の節句のとき、
雛人形の周りに上からつるされたもの。
同様の趣向は全国各地に見受けられるが、
稲取が発祥だとか。
従来はお雛様だけのものだったけど、
今は端午の節句にときにも、
それ用のつるし飾りが行われている。
男女同権の世の中だから、とは建前としても、
いいところに目を付けたものだと思う。
もうひとつ、稲取温泉の特徴は、
地元漁港に水揚げされる魚介類の質が、
よそより高いことがあげられる。
地産地消や食の安全が注目される現在、
このアドバンテージはかなりのもの。
伊豆というと金目鯛や伊勢海老が有名だが、
いずれも稲取産のものが最上とされている。
そんなうまい魚介をたらふく食えると聞き、
「食べる宿 浜の湯」へうかがった。
なんたって、宿名が「食べる宿」だからね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20120501/14/takeching/92/86/j/t02200165_0640048011946951275.jpg?caw=800)
海の間際に建てられた宿の客室に入ると、
窓の向こうはひたすら大海原。
展望大浴場なんか、
高所恐怖症の人には向かないくらい。
で、メシ!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20120501/14/takeching/c9/d5/j/t02200165_0640048011946951277.jpg?caw=800)
漁師町ならではの舟盛り!
鮮度と味に自信がないと、
こういうプレゼンテーションはなかなかできない。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20120501/14/takeching/b0/f4/j/t02200165_0640048011946951276.jpg?caw=800)
鮑はバター蒸しでいただいた。
目の前で断末魔の鮑のもだえを見るのは、
正直言ってしのびない。
が、ここでは蓋をして蒸しあげるから、
ひたすらおいしく食べられる(笑)。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20120501/14/takeching/b6/bc/j/t02200165_0640048011946969330.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20120501/14/takeching/ec/d5/j/t02200165_0640048011946969329.jpg?caw=800)
比較的順調に客足を伸ばしているという。
消費は回復傾向にあるというけど、
レジャーに対する出費はまだ抑えられている。
それでも、連休となるとそれなりに遊びたいもの。
ならば、近場でコンパクトに楽しもうということになり、
箱根や伊豆などを目ざす人が増えたのだろう。
で、稲取温泉。
伊東、修善寺、下田などにくらべると、
ちょっとマイナーな場所だけど、
伊豆の中でも堅調なエリアで、
熱川や下田よりも観光客数は多くなっているとか。
もともと大きな規模の旅館が少なく、
住んでる人、働いてる人の地元意識が強いことから、
稲取温泉として取り組んでいるイベントが多く、
観光地としての特質が守られている。
それが理由のようだ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20120501/14/takeching/33/c6/j/t02200293_0480064011946951274.jpg?caw=800)
たとえばこの「つるし飾り」。
これは、桃の節句のとき、
雛人形の周りに上からつるされたもの。
同様の趣向は全国各地に見受けられるが、
稲取が発祥だとか。
従来はお雛様だけのものだったけど、
今は端午の節句にときにも、
それ用のつるし飾りが行われている。
男女同権の世の中だから、とは建前としても、
いいところに目を付けたものだと思う。
もうひとつ、稲取温泉の特徴は、
地元漁港に水揚げされる魚介類の質が、
よそより高いことがあげられる。
地産地消や食の安全が注目される現在、
このアドバンテージはかなりのもの。
伊豆というと金目鯛や伊勢海老が有名だが、
いずれも稲取産のものが最上とされている。
そんなうまい魚介をたらふく食えると聞き、
「食べる宿 浜の湯」へうかがった。
なんたって、宿名が「食べる宿」だからね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20120501/14/takeching/92/86/j/t02200165_0640048011946951275.jpg?caw=800)
海の間際に建てられた宿の客室に入ると、
窓の向こうはひたすら大海原。
展望大浴場なんか、
高所恐怖症の人には向かないくらい。
で、メシ!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20120501/14/takeching/c9/d5/j/t02200165_0640048011946951277.jpg?caw=800)
漁師町ならではの舟盛り!
鮮度と味に自信がないと、
こういうプレゼンテーションはなかなかできない。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20120501/14/takeching/b0/f4/j/t02200165_0640048011946951276.jpg?caw=800)
鮑はバター蒸しでいただいた。
目の前で断末魔の鮑のもだえを見るのは、
正直言ってしのびない。
が、ここでは蓋をして蒸しあげるから、
ひたすらおいしく食べられる(笑)。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20120501/14/takeching/b6/bc/j/t02200165_0640048011946969330.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20120501/14/takeching/ec/d5/j/t02200165_0640048011946969329.jpg?caw=800)
たいらぎ貝や伊勢海老、蟹の酢の物、フカヒレ茶碗蒸しなど、
魚介三昧は続く。
で、メインはご存じ金目鯛!
2人に1匹ド~ンと登場!!
甘めの味付けが地元らしさを伝えてくれる。
しめのごはんも金目鯛の炊き込み。
なんと贅沢なラインナップ。
これで値段はそこそこだから、価値が高い。
翌朝、最初に出されたのがこれ。
いわゆるトコロテンなんだけど、
この地域では四角く切って甘い蜜でいただくそう。
朝食ももちろん、魚介三昧。
朝から舟盛り!!
そして、伊勢海老の味噌汁。
魚介三昧に勝負を挑んでみたけど、
完敗でした。