その昔、うなづきトリオというユニットがあった。

メンバーは、ビートきよし、島田洋八、松本竜介(故人)。

ツービート、B&B、紳介竜介の「うなづき」役で、
フジTVの「俺たちひょうきん族」から生まれた、
今で言うところの「じゃないほう芸人」の寄せ集めだ。

彼らが番組内で訪ねたのが「宇奈月温泉」。

その程度の知識だけで行ってきました、
宇奈月温泉へ。


駅舎は意外にレトロモダン。


駅前の噴水は、なんと温泉。
寒い季節は湯気が立ってんだろうな。


目抜き通りと思われるところは、
いたって静かなもの。


そこにあったメシ屋のウインドーを見ると、
各メニュー名にコピーが付いている。

むしょうに食いたくなった。

宇奈月温泉ってのは、
黒部ダムの建設時に工事関係者の
宿泊先としてめちゃめちゃ繁盛したところらしい。

だがそれも今は昔。

とは言え、往時の宿は今も健在で、
いかに景気がよかったのかの生き証人のよう。

そんないい宿にうかがったわけだが、
詳細はまた後日。

帰路、魚津駅の売店でいいものを見つけた。


富山名物「鱒寿し」のハンディタイプ(?)。

「植万」というのは、
今回お世話になった宿でも取り扱っている、
手づくりのうまい鱒寿しの業者さん。

ここのなら間違いなかろうと思って買ったら、
ホントその通り!!
これまで食ったのとは比べ物にならん!!


もうひとつはとろろ昆布で包んだおにぎり。

その昔、「薪の音」という宿に行った時、
夜食に用意していただいたおにぎりが、
上質のとろろ昆布に包まれていて、
ハンパなく美味かったのが今も忘れられない。

その後テレビで知ったのが、
とろろおにぎりは富山の定番ということ。

とろろ昆布ってのは実際安いもんじゃないから、
かなり贅沢ないただき方。 

コンビニおにぎりだから大して期待してなかったけど、
やっぱ美味い。

こんな美味に出合えるから、旅はいい。