昨年末、間人ガニづくしで頬を落としたのは、
間人(たいざ)温泉の老舗宿「炭平」でのこと。
その時のブログはこちら↓
http://ameblo.jp/takeching/entry-11089928685.html

ここで改めて「炭平」についてご紹介します。

というか、詳しいことはHPをご覧ください。
炭平:http://www.sumihei.com/ 

かいつまんで説明すると、
炭平は明治元年創業の間人温泉の宿で、
2010年にリニューアルして離れを新設。
食通からラグジュアリー層まで、
幅広いニーズに応える味わいの宿になった。

ということで、まずは離れ「季音庵(きねあん)」。

日本海を見下ろす小高い位置、
和モダンなデザインの客室がふたつ。


瓦屋根が見えるのが離れ「季音庵」。
左側の高台に以前からあった本館がある。

「季音庵」の海側にあるのが「波乃音」。


別荘のような感覚の玄関。


居間は和室。
テレビの壁が賑やかだけど、これは、
この地方の伝統工芸「丹後ちりめん」。
よく見ると本当にきれいな生地だ。


今に続いてソファが置かれた広縁。


テラスには露天風呂。

壁にあけられた変形六角形の窓には、
冬の日本海が映る。
実はこれ、通りからの目隠しと、
強風を防ぐというふたつの目的を兼ねている。


洗面所のデザインも程よく和洋折衷。


「季音庵」のもうひとつは「風乃音」。


居間の造りはほぼ同じ。


でもこちらはベッドルームに丹後ちりめん。

いい夢が見られそう。


指物師に作ってもらったと思われる道具入れや、


オリジナル手ぬぐい(プレゼント)入の文箱や、


味わいのある下駄などなど、
細かいところにまで気配りが行き届いている。

だから、非常に居心地がいい。


「季音庵」のほかに本館にも
離れ形式の「海鈴」という客室がある。


天井が高くて見晴らしがよく、気持ちいい部屋。


寝室は板張りに布団。

「季音庵」より手狭だけど、
くつろぎ感は勝るとも劣らない。


この部屋は夕陽を見るのに絶好の場所。


そしてそして、
本館には旧来の旅館らしい部屋が10室。


実はオレが泊まったのはこの部屋なんだけど、
窓は海側で、ここで十分、いや十二分!

広い部屋、和モダンな部屋よりも、
こっちのほうがオレはくつろげるんだもん。