「おとぎの宿 米屋」のあっぱれな夕食に満足し、
食事処から満腹を抱えて部屋に戻ったら……

 
大葉巻きの小ぶりのおにぎり!

時間を置いても食えなさそうだったから、
そのままパクついた。

あっさりした味わいがお口スッキリ。
お腹は、さらに満腹。

あぁ、シアワセ。


そうそう、オレが泊まった本館の客室は
居間の横に風呂があって、間の壁に小窓がついてる。

小窓から風が吹き込むけど、
暖房がきいてるので寒くなることはないし、
外気が入るのは気持ちいい。

それより大きな効果は、
温泉から蒸気が入ってくるので、
ほどよい湿度が保たれるってこと。

よく考えておられる!


気温も湿度もちょうどよく、
寝心地抜群の布団と枕のおかげで、
ぐっすり休むことができました。

起きぬけに雪を見ながら温泉につかり、
さて、朝食。

特に奇抜だったり凝ってたりはしないけど、
おだやかなくらしをしている地元の朝食って趣。

朝食の皮切りは新鮮ジュースとフルーツ。


自家製のキャロットドレッシングが美味いサラダ。
 
 
味噌汁じゃなく、コラーゲンたっぷりの根菜スープ。

 
これは卵の行水じゃなくて、温泉玉子。
こういうサーブの仕方も面白い。


煮物は甘めでほっこりする味わい。 

ざっとめぼしいのはこんなところで、
炊き立てご飯が土鍋で。

おかずのバランスが絶妙で、
つい、ご飯をお代わり。

ごちそうさまでした。


これだけで終わるのは何なんで、
「おとぎの宿 米屋」で印象的だったものを最後に。

 
洗面所に置かれていた手づくりのナチュラル石鹸。

これだけならよくあるけど、
使い方がイラスト付きで添えられている。
 
 
なるほど! と思って持って帰った。

 
タオルはガーゼ。
以前持ち帰ってすごく使いやすかったので、
今回もしっかり持ち帰った。

 
ありがちな足袋風ソックスは裏に滑り止めが。
この手のソックスってフローリングだと滑りやすく、
下駄をはいても頼りなかったりするんで、
これはありがたい。

 
チェックアウト後にいただいた飴。
女性スタッフならではの心配りが感じられる。

このように、細かいところにも配慮が行き届いてて、
かといって行きすぎないから、
本当にくつろいで過ごすことができるのだ。

エステやマッサージのコーナーもちゃんとしてて、
売店には宿で使っているもののほか、
女子好みの地元商品が揃ってるところが憎い。

本当に、女性のツボを抑えたもてなしには感心する。

男性を喜ばせるものとしては……、
きものにフリル付きの白エプロンを着た
女性スタッフのかわいらしい姿。


再訪してよくわかったのは、
いい宿だな~~ってこと。

またうかがわなければ!