老舗高級旅館の別館である
「桜岡茶寮」の夕食。
注)冬のものなので季節感無視。
まずは温かい茶わん蒸し。
フカヒレとウニが入ってて、
味わいはもとより、
春が待ち遠しい気持ちを表した八寸。
柚子がまに入ったお造りの美しいこと。
海産物に恵まれた熱海だから、
味も満点。
料理は全般的に、ご覧の通り、
懐石にとらわれない内容で、
上品な味わいと見た目の美しさが印象的。
ご飯とデザートは超シンプル。
「味で勝負」という気概が伝わってくる。
どれも期待を裏切らないものばかりで、
器が素晴らしく、仲居さんの給仕もまた見事。
魚と野菜中心で量が控えめなのもいい。
軽~く、凄いことをやってのけてるような感じで、
和食の見事さを堪能させていただいた。
で、夜食用のおにぎりがまた美味かった。
ここまで全部食べて、腹いっぱいになる。
量的なことまでよく考えられている。
朝食の写真はないけど、
海に近い日本旅館の朝食で、
申し分なし。
「桜岡茶寮 」、本当にいい宿です。