震災以前に行った旅館のネタがたまっている。
季節をハズしちゃうと、
日本の宿の魅力は伝わりにくい。
だが、翌年まで寝かせてるのも惜しい。
(というか、記憶がなくなりそう)
と、迷った挙句、放出!
熱海の高級旅館「熱海 石亭」の
隠れ家的施設「桜岡茶寮 」に行ったのは、
冬の終わりが近い頃。
入口から離れ屋の客室に続く、
いかにも隠れ家的な路地。
クラシックな日本家屋が客室。
(これはオレが泊まった部屋じゃないけど)
次の間。
次の間の隣に露天風呂。
内風呂もある。
主室には仕掛けがある。
襖を押すと、2階へ通じる階段。
2階の屋根裏部屋から見えるのは、
庭の池にかかる能舞台と桜の木。
この時季はまだ蕾もなかったけど、
桜の季節はそれはそれは美しいらしい。
青葉から紅葉にかけて、
様々に表情を変えるそうで、
季節ごとの味わいが楽しめそう。
隣接する「熱海 石亭」の大浴場や売店が利用でき、
「桜岡茶寮」専用のライブラリーやカフェも充実。
オーセンティックな中に遊び心があって、
上質のくつろぎにひたることができる宿だ。