石畳沿いにたつ湯平温泉の宿は、
湯治場時代の宿の雰囲気が残っていて、
気取りがなく、宿の人も近しい感じ。
雪がひどかったので、
石畳の半ばにある「白雲荘」さんに、
立ち寄らせてもらったら、
快く応じてもらい、命拾い。
翌日、宿の中を見せてもらった。
ぴかぴかに磨き上げられた床を見れば、
行き届いていることがよくわかる。
部屋は採光が良く実際より広く感じる。
バス・トイレ共同なので、洗面所がある。
ここもきれいで、暖房も効いてて快適。
石畳の反対側は花合野川(かごのがわ)。
午後には晴れて雪も溶け、この景色。
宿は貸切温泉が用意されているけれど、
多くの人は5つある共同浴場を巡るらしい。
部屋に置かれたノートには、
たくさんの人が思い出をつづっていて、
いかに好評なのかしのばれた。
昨夜見た宿泊客は、
若いカップルからお年寄りまで年齢層が幅広く、
いい雰囲気が伝わってきた。
宿泊できなかったことだけが残念。