さて、由布院での晩飯をどうするか、
「ぐるなび」で調べてみたら、
「茄子屋」という居酒屋が、
なかなか評判がいい。
同行のKさんに同意を得て、
電話をしてみたら無事予約できた。
雪が降り止まないので、
「由布院の小宿みずうち」までタクシーを呼んで、
いざ出発!
着いたところは、
雪の中、静かにたたずむ黒っぽ入り口の店。
カウンター6席ぐらいと、
小上がりにテーブル席が3つほど。
テーブル席をすすめられて座ったら、
隣には10人ぐらいの席の用意がしてある。
店を切り盛りしているのは、
大将と女将さんのふたり。
団体さんが来たら、
なかなか注文が通らないと判断し、
最初にまとめて注文した。
おでん。
適当に盛り合わせてもらったんだけど、
どれもこれも素晴しくうまい。
たこぶつ。
これがまた内陸部とは思えないうまさ。
いい具合に歯ごたえがあって、味もいい。
大将の目利きゆえか?
これは確か、ささみの天ぷら。
なかに大葉と梅干しがはいってて、
酒に合うし、腹も膨れる。
地鶏焼き。
最初にたれをまぶした地鶏と、
これがタレ。
薬味たっぷりで酸味が少々あって、
味見しただけで満足!
こうやって焼きながら食う。
この段階で団体さんもそろってて、
あちらも同じものを注文したため、
店内は煙モウモウ。
揚げ出し豆腐。
ちょっと甘い味付けが九州らしくて、
あたたかい味わいだった。
さらに、おにぎり食って、大満足。
大将はちょっといかつい感じで、
黙々と仕事してるから話すことはできなかったけど、
なじみの客と話してる姿は、いい感じ。
女将さんはテキパキと店を仕切ってて、
これまた、いい感じ。
本当に期待を凌駕する店だった。
同行のKさんから「でかした」と言われ、
帰りのタクシーの運転手には、
あの店を知ってるとは通ですねと言われ、
鼻高々!
知らない街の醍醐味を堪能した。