日帰り入浴施設から客室へは、
宿泊客以外立ち入り禁止。
だから、人に煩わされることはない。
古民家をつないだ客室棟は、
だから、カートが用意してある。
これ、自動制御装置がついてて、
部屋専用のカートに乗ると、
運転しないで部屋まで運んでくれる。
ちょっと面白い。
客室の回廊から中庭を見たら、
こんなスペースが。
近くの神社の末社を勧請したそうで、
いい気に満ちてる雰囲気。
風呂上りにくつろぐのに良さそう。
ちなみにここは宿泊者専用。
客室と客室の間にはこんなスペースも。
客室として十分利用できるのに、
そうしないところにこちらのもてなしの心を感じる。
客室以外に自由にくつろげる空間が多いってのは、
オレが好きな宿に共通しているところ。
客室にも囲炉裏。
ただし、消防法のせいで火はおこせないそう。
囲炉裏の向こうは小さな書斎になっていて、
窓の外には田園風景。
落ち着くな~。
お付き菓子が素朴でいい。
調度品は古民具がうまく配してある。
テレビを上手に隠しているところも見事。
塗りの手あぶりがいい味わい。
こういう調度品もオーナーの収集品か?
和室には珍しいウォークインクロゼット。
なんて行き届いてるんだ!
田園を見渡す檜の露天風呂。
内風呂に続いているので、
寒い季節でも大丈夫。
これだけの内容で、値段はそんなに高くないから、
予約はかなり埋まってるとか。
そりゃそうだろ。
オレも泊まりたかった……。