夕焼けに染まり始めた中を、
レストランまで歩いてみたら、
山の中の道には自然いっぱいで
気持ちいいことこの上ない。
まだ明るい時間にカウンター席についた。
まずはこの日の食材が目の前に並べられた。(ちなみにこれは7月のこと)
海の幸はおもに瀬戸内海のもの。野菜は自家農園と近所の農家から。
見事なり。
ここでひとつ言い訳を。
もうずいぶん前のことなので、
かなり記憶が薄れており、
記述にあいまいな部分が多々……。
目の前で次々に仕上げられていく料理はいずれも、
新鮮な食材の味を邪魔しないように、火の通し方もギリギリ絶妙な加減で、
味付けにしても、素材自体が持っている滋味を前面に押し出すため、
オリーブオイルと塩のほかに余計なものはほとんどない。
一皿ごとに至福の気分を味わうことができて、「幸せ!」。
こういう料理には普通ワインだと思うんだけど、こちらのソムリエは日本酒にも詳しくて、
いろんな地酒を勧めてくれ、少しずつ試し飲みしてたら、グラスがこんなに!
シャーベット状の大吟醸は、
デザートといってもいいくらいフルーティ。
デザートもこのラインナップ。
本当は一皿ごとにこだわりがあって、
すごい興味深い話を聞いたんだけど、
自分の素晴らしい忘却力に感心。
(反省すべきところだが)
満腹になって客室に戻ったら、
テーブルに夜食とデザート。
感服いたしました。