平戸に行ったのは3月最後の連休中。
急に決まったことだったから、
宿泊先を探すのに一苦労。
観光地だからかビジネスホテルは少なくて、
大型観光ホテルの類も予約いっぱいで、
金曜、土曜と違うホテルを何とか確保。
金曜は「平戸海上ホテル」。
平戸港を挟んで平戸城が見え、
海上というネーミングにもうなづける好立地。
夕方到着したら、ロビーは人人人。
中国語が飛び交い、
記念写真を撮ってる人がいっぱい。
まぁ、にぎやかだけどほほえましい光景だ。
フロントの対応も丁寧で、
久しぶりの大型観光ホテルも、
けっこう悪くない気がした。
通された部屋はツインのベッドルームと座敷が
窓の向こうは、まさに海上ホテル。
平戸城は見えにくかったけど、
平戸大橋まで見渡せるのにちょっと感動。
長閑な海の景色も日が傾くに従って様子が変わり、
段々と夕焼けに。
高級ホテルじゃないけど、
この景観はかなり贅沢。
で、翌朝。
食事処で案内されたテーブルには、
朝食がひとそろい並んでいた。
経費節減を考えると、
仕方のないことだと思うが、
しかも、オレの大っ嫌いな固形燃料!
がっかり!
と思いつつ食ってみると、
どれもなかなか美味い。
固形燃料で焼いたのは、飛び魚の稚魚の干物。
長崎ではよく食べられているものだそう。
これがまた、めざしより味わいがソフトで苦味があり、
めちゃめちゃオレ好み!!
固形燃料のあの嫌な匂いも、
ほとんど感じなかったってことは、
改良されてるのか?
固定観念、先入観でダメだと判断してたけど、
それが間違ってたことを思い知らされた。
翌、土曜日は平戸大橋に近い「平戸脇川ホテル」。
部屋は、まぁそれなり。
朝食では固形燃料が大活躍。
ここんちのも匂いがなかったから、
やっぱ、改良されてるんだろう。
とすると、固形燃料への拒絶感はなくなる。
なんというか、その、いかにもな朝食。
だけど、これまた悪くないんだ。
平戸だから美味いのか、
全体にレベルアップしてるのか、
どっちかわかんないけど、
こういうのもアリだと思った次第。