お次はまたまた博物館。
15世紀末に建てられた、
バヤジット2世のキュルリエ。
おそらくこちらがバヤジット2世。
オスマントルコ第8代スルタンで、
バルカン半島をほぼ制圧した実力者。
彼は教育にも力を注ぎ、
モスクにイスラム神学に基づく学校を併設。
ここでは医療が重んじられていて、
これは水の音で精神を安定させたもの。
古い書物に書かれた医療を
たとえばこんな感じね。
これは腰の牽引をやってるところ。
一連の展示は、現在のお医者さんの様子に通じるところがあって、
15~16世紀にすでにこんな医療が確立されていたことに驚かされた。
が、しかし、これは何?
お祈りだろうか?
同時代の日本は加持祈祷が主流だったんだから、
驚くに値しないけれど。
トルコの展示物って、どうしてこんなにマネキンを使うんだろ?