建物や風呂に満足したら、
お待ちかねの晩メシ。
先付に平貝の焼き霜と晩春の野菜。
(行ったのは2ヶ月前だから)
平貝の下には金目鯛の昆布じめ。
キウイ酢であっさり。
前菜いろいろ。
鱧寿司や稚鮎の有馬煮、干貝柱煮、
牛タン西京漬け、フォワグラ琥珀寄せなど、
いずれも文句なし。
お椀はホワイトアスパラのすり流し仕立て。
鱧ともども淡白な中にふくよかな味わいある佳作。
お造り。
アスパラの陰に隠れてるのは、
伊勢海老とちりめんキャベツ。
野菜の使い方がいい。
こちらの支配人が日本酒好きで、
日本酒の品揃えがものすごく、
いくつか試してみた。
酒器のセンスもいい。
天城の地鶏のコールドチキン。
シソと梅のタレがかかってて、
炊き立ての桜海老ご飯。
デザートはマンゴーアイス。
いいシメだ。
いやぁ~、このメシはいい!!
見た目に楽しくて、
酒に合うものが多くて、
量的にも過不足なくて、
理想的な旅館料理だと思う。