今年は初めて新潟県にうかがい、

これでようやく全都道府県制覇!


それぞれの土地にそれぞれの文化があることを

改めて感じた年でもあった。


津々浦々見てきた中で、

思い出に残ったものを春から順に。



三重県伊勢「二見ヶ浦」

これまで伊勢には行ったことがなかったんだけど、

今年は仕事で3回も行かせてもらった。

森閑とした神宮の空気は素晴しかった。

しかし、情景として思い出深いのは、

突風が吹きすさぶ中訪れた「二見ヶ浦」。

神官の方とお話したら、強い風は、

神の歓迎のしるしなのだとか。

ありがたいことだ。



愛知県知多半島「海のしょうげつ」 のテラス席

伊勢湾を見晴らす絶好のロケーション。

いつまでもここでくつろいでいたいという気になる。



長崎県五島「頭ヶ島教会」

土砂降りだったからわかりにくいけど、

日本では稀有な石造りの教会

五島の教会は、教会を見たこともなかった、

大工の鉄川与助の尽力によるもの。

だから、独自の教会建築が数多く、

いずれ劣らぬ建築の美を競っていた。



富山県南砺市「薪の音」 の庭

農家をバックグラウンドにした小さな宿は、

こんな光景で出迎えてくれた。

花見用に用意しておいたイスが、

いつの間にか緑に埋もれていたらしい。

見るからに気持ちよさそう。



神奈川県箱根町「芦ノ湖」

芦ノ湖といえば箱根駅伝往路のゴールで、

復路のスタート地点。

年初めは激しい戦いの舞台だが、

初夏はこんなにのどか。



石川県「金沢城」 で見つけた秋

金沢には美しいものが多かったが、

中でも心を奪われたのが、

たまたま見つけたハギとススキ。

残暑の中でも草木は暦どおりなんだ。



愛知県渥美半島「角上楼」 の月

昔ながらの建物の上にぽっかり浮かんだ満月。

思いがけないいい出会いに感謝!



秋田県「田沢湖」

スキマ日記 別館

童謡「もみじ」が思わず口をついて出そうな感じ。

本当に、山のふもとの裾模様だもん。



秋田県乳頭温泉郷「鶴の湯温泉」

スキマ日記 別館

混浴露天風呂の気持ちよさは、格別。

ゆっくりつかってても湯あたりしないし、

体の芯から元気になっていくような感覚。

温泉の原点である湯治の効果を実感した。



佐賀県武雄温泉「御宿 竹林亭」 のエントランス

スキマ日記 別館

御船山楽園をバックにして建つ日本旅館は、

快適オーラがただよっているかのよう。

その期待を裏切ることのないもてなしにも感心。



京都市「泉湧寺」 本坊庭園

紅葉の名所が多く大混雑の京都でも、

静かに見惚れることができる場所はある。

今年最も美しかったのはここの紅葉。



京都市鷹峯「光悦寺」 の紅葉

タクシーの運転手さんに教えてもらった、

紅葉の名所。

初めて訪れたけど、なるほど、さすがだ。



奈良市「依水園」 の紅葉

スキマ日記 別館

東大寺南大門が見える庭は、

紅葉最盛期でも静かなまま。

奈良の懐の深さを感じる場所だった。



奈良県明日香村「橘寺」

おそらく、昔から変らない冬支度の情景。

なぜか心惹かれたひとこま。



奈良市「東大寺」講堂跡

スキマ日記 別館

奈良在住の方々に聞いた、

奈良の原点を感じさせる風景がここ。

礎石だけが並ぶ情景は原初の息吹さえ感じるよう。

やはり奈良は早朝の景色が美しい!




群馬県「奥伊香保 旅邸 諧暢楼」

部屋付き露天風呂

思いがけず雪になって実現した、雪見の湯。

当時は地下水を利用していたのだが、

現在は温泉が使われているとか。

また行ってみたい(高いけど)。



飯塚市「旧伊藤伝右衛門邸」

身贔屓!

つか、ここのおかげで観光客が急増ってんだから、

活性化の起爆剤になってほしいという願いを込めて。



こうやって見ると、

オレが動いた範囲の中だけでも、

美しいものがいっぱいある。


日本は本当に広い。


来年は未知の地にうかがうことも願いだが、

各地の魅力をもっと深く味わいたいと切に思う。