松本2日目の晩飯は、

「ホテル花月」のフロントで教えてもらった、

居酒屋「しずか」に行った。


松本らしい民芸の香りのする店内は、

地方の居酒屋ファンのオレの心を

ときめかせてやまない。

2人で行ってたので、オーダーは、

お互いの食いたいものを羅列。

花山葵のおひたしはツンツン辛みがきいていて期待通りの味。

衣かつぎはホカホカのまんまでこっくりと滋味ある一品。

銀杏は、どこに言ってもまずハズレはない。

信州牛の串焼きは、思いのほかアッサリしていて後味も軽い。

黒いキノコは「うしびて」という名の苦さのある、信州の珍味。

キノコの天ぷら盛り合わせには、松茸が入ってた!!


鶏皮とポテトチップ。

ジャガイモがホックリしてて、

鶏皮が香ばしくて、メッチャいいコンビ!


松本の地酒と一緒にいただいてたんだけど、

郷土の味は郷土の酒とよく合うな。

って、酒の名前を覚えてないことをごまかす。



最初のオーダーが全部出てから、

まだ物足りないと言うことで、

互いの食べたいものを一品ずつ追加。


同行者の「馬刺し」。

松本だもん、やっぱこれ食わなきゃ!


オレのは画像がグロいので、

お嫌いな方は飛ばした方がいいかも。



これ、「生蜂の子のバター炒め」。


見た目は良くないけど、

クリーミーでクセがない上品な味わいは、

信州ならではの美味の代表格!

豆皿にちょっと盛られているだけで、

馬刺しよりも値段が高いんだから、

そのありがたみもわかろうってもの。

そろそろ〆ということで、

焼きおにぎりとなめこの味噌汁を1品ずつ頼んで、ふたりでシェア。

これがまた、どっちもずば抜けたうまさで大団円。


調子に乗って食っちゃったんで、

ふたりで軽く1万円を超えちゃってたけど、

これだけのものをいただけたら文句はない。


居酒屋が充実しているところって、

食に対する意識が高い地域だと思ってたけど、

松本はまさにその通りの土地柄だってことがよくわかった。