以前、sky A.「阪神タイガース・キャンプ中継」を観ながら、
「イキのいい若手出て来い」 などと、
勝手なことを書いたっけ。



その後、うれしいことに安芸で

イキのいい若手が発見できた!!!



それは、去年の大学生・社会人ドラフトで、
阪神で初の育成選手枠で指名した、
立正大学卒業予定の田中慎太朗選手!!!



考えてみたら、ドラフトのときから、
気になってた選手だった。


高校生3人が新入団契約しているのを横目に、
大学生の彼は、立場も不安定な育成枠。


なんとなく気の毒な思いも抱いていた。


しかし、入団発表の記者会見の席で、
彼の表情は誰よりもうれしそうに見えた。


「プロ野球選手になるチャンスを得た」。


それが非常に誇らしいことだと、
彼の表情は語っているようで、

安心するとともに頼もしささえ感じたものだ。



それ方年が明け、2月になって、
1軍は沖縄・宜野座、2軍は高知・安芸にわかれて、
キャンプが始まった。


田中選手は安芸でキャンプをスタートしたのだから、
宜野座で見つけられなかったのも当然。


安芸キャンプやオープン戦の中継で、
田中選手は120番という背番号をつけ
(育成選手は3桁の背番号と決まっているらしい)、
それがまたよく目立って、
実に溌剌としたところを披露した。


その、がむしゃらで泥臭い感じや、
元気いっぱいなところは、
当然、岡田監督や広沢打撃コーチの目にとまった。


球団スタッフはもちろんだろうが、
ファンも首を長くして、
こんな選手が出てくるのを待っていた!!



入団会見のときの彼の表情は、
ただ嬉しい誇らしいだけじゃなかったんだな。


絶対にやってやるという気迫にみなぎっていて、
だからこそ、輝いて見えたのだろう。


その調子で、一日も早く支配下登録されて欲しい!



ところで、安芸の2軍キャンプには、
元気な選手がけっこういっぱいいたのに安心した。


投手では、金村大祐、鶴 直人、阿部健太、横山龍之介。
ルーキーの、白仁田寛和、石川俊介、黒田祐輔、清原大貴。
育成枠から選手登録されたオヘイダ。


野手はちょっと少ないんだけど、大城祐二。
ルーキーの高濱卓也、森田一成。
育成枠から選手登録されたバルディリス。


移籍組の新井貴浩、金村 暁はきっとやってくれるだろうし、
ケガで調整中の平野恵一も必ずや戦力になるはず。


他の選手も好調のようだし、
なかなか多士済々じゃないか!!



いちファンとしては、期待に胸を膨らませるばかり。