47都道府県の中学生~社会人が襷を繋ぐ「都道府県駅伝」は
冬の駅伝シーズンを締めくくる大会とでも言うべきか。
オレの出身地である福岡県は、近年、中学生・高校生に精彩がなく、
過去に3回優勝してるんだけど、いまや過去の栄光といった感じ。
しかし、今回はトヨタ九州所属の三津谷選手(香川県出身)が
アンカーを務めてくれるということで、期待値は高かった。
だけど、1区で早々と沈んでしまい、見所なし。
三津谷選手が最後に追い込んでくれはしたが、
優勝候補に揚げられていたにしては、残念な結果だった。
ほぼ3週連続といったハードスケジュールをこなしてる、
駒澤大学の選手たちは、さぞや疲れているであろうに、
それぞれの持ち味を十分発揮してくれたと思う。
やはり、目を引いたのは宇賀地強選手。
襷の受け渡しとゴールシーンしか見られなかったけど、
懸命にゴールに駆け込む姿が見れてよかった。
彼の走りは何か心に訴えるものがある。
入賞狙いだったと思うけど、
区間5位という成績は胸を張っていいと思う。
安西キャプテンはW佐藤に抜かれはしたものの、
持ち前の粘り強さを感じさせてくれた。
しかし、今年の駅伝シーズンは、
テレビ的にオイシイ場面には必ず安西キャプテンあり。
過去に辛い思いをした分が返ってきてるんだろう。
1年生の末松選手は実力通りか?
箱根、朝日を控えで支えてきたんだから、
今日にかける意気込みが違ったのか、
区間順位で先輩たちをしのいだのはアッパレ。
新入学予定の選手たちも原石のきらめきを放っていたし、
ますます楽しみになってきた。
出場した選手の皆様、本当にお疲れ様でした。
来週は厚木駅伝。
来年の戦力を占う大切な試合になりそうだ。