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医療のIT化(PACSの導入)

PACSは撮影したデジタル画像をHDDの中に保存し、参照するシステムです。

PACSメーカーは多岐にわたり、
有名どころでは、富士フイルムメディカル・GE・東芝あたりが
出しています。

その中で一番シェアを取っているのが、
富士フイルムメディカルです。
このメーカーが出しているPACSは【Synapse】。


これの一番の売りが画像表示の際非常に綺麗にその画像を参照することができる
画像処理能力だと思います。


このPACS。
最近は大規模病院からクリニックまで導入されています。

ではこのPACSを導入するメリットはなんでしょうか?

1.診療報酬改定に伴うデジタル画像点数
2.フイルム代を縮小できる。
3.フイルム保管庫がいらない。
4.撮影画像の検索の高速化
5.紹介検査時にフイルムでなくDVD等の媒体に保存して渡せる。

ざっとこのような感じです。
あと、フイルムの画像は普通にゴミとして捨てることができません。
医療情報ですので。。
ですから専門の業者に頼んで処分してもらうのです。
またそれが地味にコストが高い!
PACS導入後はフイルム処分なんて概念はなくなります。
PCから所定の方法で削除するだけですから。


ですから、一々該当患者の過去の撮影画像を
フイルム保管庫から時間をかけて探す必要もなくなります。
PACS上で患者のIDを入力するだけで、過去の撮影画像を瞬時に表示することができるからです。

それによって、今までフイルム保管庫で探してた時間とコスト、
フイルム自体のコスト・処分費用。
PACSを導入することで、得られる恩恵は多岐に渡るでしょう。


そして一番のメリットが院内どこでもクライアントをインストールすれば、
見たい画像が見れることであると僕は考えています。



PACS導入時に一番大変苦労するのが放射線科です。

放射線科は、デジタル撮影画像装置
(例えば、CT・MR・血管造影…etc)
を保持しています。
PACSはそれらで撮影した画像を保存する為のシステムですので、
一番苦労するのです。




大規模病院で患者の来院数が多ければ多い程、撮影する件数は多くなるわけですから、
必然的にPACSのHDD容量も多くなるわけです。
大きいところでは20TBは余裕で超える病院もあるでしょう。

ただクリニック等では、そこまで撮影の件数もありませんから
HDDも5TBとか小規模なものを導入しているところが多いと思います。


PACSも登場してから少しばかり時が経ち、
参入するメーカが増えて、価格が下落してきていますので
これからもっとクリニックを中心に導入されるでしょう。

*大規模病院等の主要病院はほぼ導入され現在は入れ替え時等に
PACSが導入されています。

医療のIT化(電子カルテの導入)

今の医療のIT化をもっとよくする為にはどうしたらいいのか?

病院にはIT化をする上で必要なものが3つある。

1.医事会計システム
2.電子カルテ
3.PACS

ほかにもいろいろ上げればたくさんあるけど、
大きなものとしてはそれらが挙げられると思います。


ただし、この3つのシステムを導入している病院と、
導入していない病院・そもそも導入できない病院が
存在しています。

導入している病院とはどんな病院か?
それは、

国立病院
府立県立病院
町立病院
巨大医療法人病院

端的にいえば、ベットの稼働率がいい病院です。
(全てそうとは限りません)

では、導入できない病院は?

個人病院
医療クリニック
地方の小規模病院

これは、導入しようにもお金がないもしくは、
IT化をしたくてもどうぢていったらいいかわからないetc
等があると思います。

ただこれからの医療は、
最低限医事会計システムは導入するべきと考えています。
(ほぼ導入しているでしょうが)

電子カルテは、今まで通り紙カルテ運用でOKだし、
PACSは、フイルム出しして保管しておけばいい。


今まで通り
既存の運用を続けていけば、取りあえず病院運営はできるでしょう。

では、病院・クリニックが電子カルテ・PACSを導入することで
得られるメリットは何でしょうか?

電子カルテは規模にもよりますが、約1~2億
PACSは5千万~1億といったところでしょう。

はっきり言って高いです。

導入コストも莫大にかかり、
別に既存の運用でも十分やっていける。
病院側にメリットは?

あります。

1.診療報酬改定によって得られる付加点数
2.人件費の削減
3.紙等のコスト削減
4.IT化することで得られるスムーズな運用
5.フイルム・カルテ等の保管場所の削減

ざっと上げただけでもこれだけあります。

電子カルテを導入することで、


一々CT撮影する際に依頼箋書いて、
その依頼箋を放射線科に持っていって
その依頼内容が間違ってたら、また依頼医のところに
依頼箋もってって…etc(これ看護師か放射線技師がします。)
そんなめんどくさいことしなくても、
電子カルテなら、
オーダリング機能がありますから
依頼医は、放射線科に対して
例えば【CTの頭部単純】みたいに依頼したい撮影項目を
PC上で選択して依頼を立てることが可能です。
依頼されたオーダー情報は、
放射線科内の電子カルテ端末に、依頼情報が飛んできますから
あとは患者確認して撮影みたいな感じです。
(基本全てPC間で行います。)

スムーズなワークフローを実現できるでしょう。

今まで紙で保管していたカルテ。。

患者さんが来られてから、
診療までの間にあの膨大なカルテ保管庫から
その患者に該当する1枚のカルテを探します。
しかも各科カルテならなおさらめんどくさい。
カルテ管理が十分な病院であればすぐ探せるかもしれませんが、
それでもかなりの無駄な作業といってもいいでしょう。
しかし、電子カルテを導入すれば
カルテ情報は全て電子カルテのサーバー内に保管されていますから、
患者IDを入力して検索かければすぐ表示されます。

今までカルテ探しにかけてきた時間とコストを別の仕事にかけることができます。
また、紙カルテを保管する必要がなくなりますので、保管コストや場所も気にする
必要はありません。



PACS導入のメリットは次回書きますが、
ちょっと考えただけでも色々出てきます。

電子カルテを導入するにあたって一番の障害は、
各科間の壁であると思います。
自分の科のことを知られたくないし、
知る必要もないみたいな、閉鎖的な考えを
取り除かなければなりません。

ですからIT委員会なるもを立ち上げて
あれこれ各科の代表が意見交換する為の場所をわざわざ
設けるのです。

もっと各科間の壁がなくなり
手をつなぎ合って協力することができたときは、
もっとスムーズに電子カルテを導入することができるでしょう。

まぁ病院の運用もそれぞれですから
オフライン運用がいい病院もあるはずですが…



初!

21才で医療系システムエンジニアとなって
今年で3年目。

3年間でいろんな案件をしてきて
ある程度自分にも自信がついてきました。

コンサルタント
営業
SE
PG
保守

案件が始まってもないところから
導入後までの業務を若い内から
経験できた。
かなり貴重で重要なことを
させてもらってきたと思います。

んで24才です。

ひとつ仕事を通して気づいたこと。
医療現場の実情です。

書けば長くなるのでまたの機会に書きます。

医療のIT化はやっとそれなりのものになってきましたが、
まだまだ他の分野に比べれば微妙と言ったところでしょう。

そして思ったことがあります。

医療の完全IT化をやってみたいと。

けど今の会社ではそれは実現不可能なことです。
様々なしがらみもありますし、
完全なるIT化を実現できるような会社ではないからです。

じゃあ自分で会社を起業して
その夢を実現させてやろうじゃないか!

起業すれば、自分の夢に向かって本気で仕事ができる。
医療以外の案件も経験することができる。

甘いかもしれないけど、
失敗を恐れていてはいつまで経っても、
前へ進むことができないと思います。

これから先どんなことが起きるかは全く予測がつきませんが、
絶対成功してみせる。

そんなわけで、
男24才!
起業するまでの思いやできごとをブログに
綴っていきます。






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