少し前、33歳の誕生日を迎えた

0時を過ぎるのを確認して、あ、33歳になったなと確認

と、同時に、もう充分に生きたな、と思った


もう就職して10年近くが経っていて
とにかく自分の無能さに打ちのめされた毎日だった



高校、大学、院生はとにかく楽しくて、
でも、当時もずっと自覚していた
私は、ここで終わりなんだろうなって

バイトをいくつかしてみれば、自分が無能だって、すぐに気付いた

大学院まで行って学会に行けなかった人なんて、後にも先にも私しかいない

行動はする癖に、全く結果が伴わない


行動するって事だけで、周りから一目置かれた時期もあったけど、そんな紛い物の皮なんて脆いもので。あー、って。ガッカリする人たちをたくさん見てきた。


30歳を過ぎて、やっと世界の輪郭が少しずつ見えるようになってきた。周りの人は、こうやって世界が見えていたと気付いたら、やっと追い付けた事に嬉しくなるのと、30過ぎてここなんだって絶望したのと。


ここ最近は老猫のお世話で何とか社会と繋がっていたけど、老猫も旅立ってしまった。

いよいよ、もうここに留まる理由はない。


もう充分に生きた。ずっと強欲な人生だったけど、これが、足るを知るって事なんだろう。やっとその感覚が分かった。


遺言はまだ完成していない。
遺される者の負担にならないよう模索するけど、
これがなかなか難しい