どこからか桜
降りしきる花の色
桜 桜 桜

三寒四温の花冷えの旅立ちか
ビルの谷間に上弦の月

缶ビール片手に

俺の春
今年は毎日やけつく暑さ
毎日が入道雲とぬけるような青空
もうすぐ誕生日
1945年僕が生まれる20数年前
ほんの20数年前に8月戦争が終わった
去年この時期に広島に居た
その時知り合った年寄りの人から聞いた事を思い出した
この町が燃え尽きた時
仲間と蝉を追いかけていた時
舞い降りる悪魔の姿を見えたと
その後生暖かい風が追いかけてきたと
それでも蝉は鳴き続けていたと彼は言った
あんな日に蝉は鳴き続けていたと
短い命惜しむ様になき続けていたと
私が生まれてきたわけは 何処かの誰かを傷つけて

私が生まれてきたきたわけは 何処かの誰かに傷ついて

私が生まれてきたわけは 何処かに救われて

私がまれきたわけは 何処かの誰かを救うため

夜がきて自ずから染みるように

朝がきて自ずから光照らすすように

しあわせになるために誰もが生まれてきたんだよ

悲しみの海の向こうから 喜びがが満ちてくるように