幸せの定義

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会合

愚かな代弁者よ


繰り返し起こる出来事に


己の自我を押し通し


自ら破壊者への道を進む



北朝鮮

忘れてしまったのだろうか


引き裂かれた気持ち


餓えへの足音


泥の涙


死の恐怖


想像力の欠落が


血の契約を燃やす



孤独な勇者

闘いつづける者たちに


傷つき倒れえても


決して悲しみの斧を降ろしてはならぬ


希望という剣をかざすために


愚かな者たちに


例え勇者が剣を降ろしても


あざけることは許さぬ


救いを求めるならば

六本木

万里に向いし人となす


来たりし時に、動かざるもの


神に向かいし者たちよ


犠牲の上に、なりたちし悲しき箱


未来に向かいし、かなしき箱

7

恋するブラジル

欲深きものよ


血の契約が、静寂へと変わる。


陶酔に身を委ねるものたちよ


勇者の血を求めるものよ


灼熱の大地を見ろ


与えられしものたちに歓喜はない

ベルリン

轟く鼓動が、真実を照らす。


回る世界


見果てぬ夢


少女の涙が


東西の壁を壊す。


永遠を信じたものだけに


希望を与えん。






MONDAY

ターンテーブルを回しながら


軽くステップすると


揺れる世界に身を委ねる


心の隙間を埋めるのに


心無い笑顔が、必要だ


おなかを押さえて、倒れこむ彼女の顔は


悲痛な笑みだった。


遠い記憶が蘇り、


ひたすら路地を歩く彼女の右手に 


寂れた指輪が、


月明かりに、微かに照らされる


ring2